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光輝「Aちゃん、大丈夫?!」


「だ…、大丈夫です…。」


茉莉花「茉莉花も心配〜!」



…時を戻そう。



ージェットコースターに乗る前の回想シーンー



「べっ、別に全然乗れますけど?!むしろ二回でも三回で

も!」


竜「んなら、三回乗るぞ。」


「え…?」


竜「二回でも三回でも乗れんだろ?」


ニヤッと笑い、首根っこを掴まれながら竜に引きずられる。


「えぇえ〜?!!汗」


陸「GOGO!!」


海司「茉莉花ちゃんはどうする?俺、待ってよう…、」

茉莉花「ううん!茉莉花、光輝くんと待ってるっ!」


光輝の腕に手を絡める茉莉花。


光輝「えっ?!」



海司「そっか…、そういうことね。苦笑

じゃ〜俺は行くわ。光輝、出口で落ち合おう。」



Aと竜、陸を追いかけて走って行く海司。



光輝「ちょっ…、海司!!」






…と、いうわけでキッチリ三回乗らされたってわけ。


おかげで足はフラフラ、目はチカチカする。



ジェットコースター…、

なめてたわ…。



それに比べて他三人、特に竜はケロッとしていて楽しそうに

乗った感想を陸くんと一緒になって、光輝くんに話してい

る。



本当に三回も乗りやがって…。

こんの鬼!悪魔!!



心の中で竜に悪態をついていたら、茉莉花ちゃんが寄ってき

た。



茉莉花「Aちゃん、ありがとっ。」


「え?」


何かお礼されるような事したっけ…?


茉莉花「Aちゃんのおかげでジェットコースター三回も

乗ることになったから、光輝くんと二人だけの時間たくさん

過ごせたぁ〜。」



茉莉花ちゃんの嬉しそうな顔を見たら、ジェットコースター

を三回も乗せられたことが、少しだけ意味のあるものに感じ

れた。



陸「よ〜し、じゃぁどんどん次の行こー!

あ!あれなんて良くない?!」



息をつく暇もなく陸くんは、近くにあった乗り物を指差す

が、回転しながら上下に動くそこからは先ほどのジェットコ

ースターまでとは言わなくても、悲鳴が聞こえてくる。




ジェットコースター三回からの、これはちょっと…。汗



私は、前へ前へ進んで行くみんなの背中を呼び止める。



「あっ、あのっ!これはみんなで行ってきて下さい。」



陸「えっ?」

竜「なんでたよ?」


「いや…ちょっと乗り物酔いといいますか…、」


光輝「じゃぁ俺も待ってるよ。気分悪いなら誰か一人いた方

がいいし。」

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作品ジャンル:恋愛
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みそじ(プロフ) - ましゅさん» コメントありがとうございます!そしてお返事がかなり遅れてしまってすいません( ; ; )史上最強に亀更新になってしまっていますが、気長にお付き合いいただけたらな…と思っています( ; ; ) (2021年12月3日 18時) (レス) id: 66d9708aec (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - 怜菜さん» コメントありがとうございます!そしてお返事がかなり遅れてしまってすみません( ; ; )亀更新ですがこれからも頑張ります! (2021年12月3日 18時) (レス) id: 66d9708aec (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ(プロフ) - いつも更新楽しみです!もう〜竜!!光輝くんともどうなるか今後が気になります。 (2021年11月15日 7時) (レス) id: ad7747e186 (このIDを非表示/違反報告)
怜菜 - 更新ありがとうございます。続きが楽しみです (2021年8月24日 13時) (レス) id: 546599bc4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みそじ | 作成日時:2021年8月24日 13時

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