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話し相手…か…。
それくらいなら、ヤンキーな彼に対してもできるかも
しれない。
「よしっ、それでいこう！」
ユズ「うんっ、それでいこー！」
私は意を決して放課後に備えた。
ー放課後ー
ユズ「じゃっ、頑張ってね！」
いつもの分かれ道で、ユズは私の肩にポンッと手を置
いて、敬礼ポーズ。
「ありがとう。笑
じゃ、また明日ね。」
ブンブンと手を振るユズが角を曲がってから、私も歩
き出す。
なんか改めてとなると、変に緊張するなぁ…。
だけどそれに反して、坂を登る足がなぜだか自然と早
くなり、あっという間に彼のいる場所に到着。
今日は黒っぽい無地のシャツに、相変わらず太めの制
服のようなズボン。
その後ろ姿は缶コーヒー片手にボーッと目の前の景色
を見ている様子。
「あの〜…？」
約束通りここに来たことを知らせるために、声をかけ
ると、
壱「お、おつかれ。ちゃんと約束、守ったな。」
だけど、そう言って振り返った顔は絆創膏と、無数の
の傷に覆われていた。
「ちょっ…！大丈夫ですか？！」
そんな彼の顔を見て、私は思わず駆け寄る。
壱「…え？あぁ！これ？大丈夫大丈夫。だってこれ
は、」
「全っ然大丈夫じゃないですよ！まさか…喧嘩したん
ですか？！」
怪我をしているのに、目を丸くしてしてなぜか驚いて
いる彼はぽつりと呟いた。
壱「…ま、まぁ…そんなとこ…だけど、」
「今時、喧嘩なんて…。あっ、ちょっと待ってくださ
いね？」
私は彼の隣に腰掛けて、自分の鞄から絆創膏を引っ張
り出してから、彼の顔をまじまじと見る。
他に貼った方が良さそうなところは〜…あっ、あっ
た！
おもむろに絆創膏を貼ろうとしたら、目の前の彼は少
し慌てた様子で少しのけぞった。
壱「いやっ、まじで大丈夫やって！こんなん、すぐ無
くなるから！」
「ダメですよ！このままにしてバイ菌でも入って、こ
んな綺麗な肌に跡でも残ったらもったいないです！」
壱「いやっ、でも…、」
なぜか拒否をしようとする彼を押し切って、私は選抜
した箇所に絆創膏を貼ってあげる。
「…よしっ！これでOKかなっ。」
だけどその瞬間、彼の顔がけっこうな近距離にあるこ
とに気づき、今度は私が大慌て。
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みそじ(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます！だらだらと長くなっていますが最後までお付き合い頂けると嬉しいです（ ; ; ）その後のストーリーも検討しておきますね！ (2020年2月5日 11時) (
レス) id: caa215b4c7 (このIDを非表示/違反報告)
みー(プロフ) - すごく素敵なストーリーですね！更新を楽しみにしています！付き合うまでの過程も面白いですが、その後のストーリーとかもあって欲しいなって思います(^^) (2020年2月4日 23時) (レス) id: 2e81ed1e8d (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - ましゅさん» コメントありがとうございます！切ない気持ちになって頂けるのが狙いだったので良かったです！笑 更新遅いですが今後の展開はお楽しみでお願いします（ ; ; ） (2020年1月15日 19時) (レス) id: caa215b4c7 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ - ふじおくんとつかさくんの優しさ…主人公ちゃん自分の気持ちに気付いたのに切ないです(;_;)(;_;)もう会えないのかな？(;_;) (2020年1月14日 15時) (レス) id: ad7747e186 (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - KKさん» コメントありがとうございます！更新遅くてごめんなさい（ ; ; ）そのお言葉、励みになります！ (2020年1月7日 12時) (レス) id: caa215b4c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそじ
| 作成日時：2019年12月28日 15時
