綾薙学園の女神23【スタミュ第3期】

番外編~嫉妬・虎石編 ページ4

貴方side

(恋人設定)


____




北「(人1)、ドリア食べるか？」
貴「え、良いよ。廉が頼んだものでしょ」



南「(人1)、俺のオムライスあげるから口開けて♪」
貴「え、いや」
南「早く♪」ﾆｺﾆｺ
貴「……ありがとう…」ﾊﾟｸ









虎「……っお前らっ！別の場所に行けよっっ！！」
北「あぁ？どこで昼飯食おうと俺等の勝手だろ。指図すんな、有罪」









とある日の休日に、和泉から何処かに行かないかとデートに誘われ今は通りかかったファミレスで昼食を取っていた
そこに、廉と聖が入ってきて私達を見るなり同席して注文していた。そこで冒頭からの会話だ







虎「(……せっかくのデートなのに……)……大体何で同席すんだよ。別の席空いてんだろ」
南「別に知り合いなんだから良いでしょ。ね、(人1)？」


貴「え、あ、うん」
虎「いや、そこは頷くなよ！」







………何か、機嫌悪い…？←原因が分かってない







北「……昼飯も食ったし、そろそろ行くか。聖」
南「そうだね。これ以上居たら虎石が不機嫌になっちゃうしね♪」
　


虎「さっさと帰れ！！」
貴「ちょっと和泉！言い方っ…………じゃあ、2人共また学校で」


いつも違う態度の和泉を静めながらも、2人に挨拶する








虎「……」ﾑｽ…
貴「……和泉、私達も出よう？」
虎「…そうだな」









___







寮







貴「…………和泉、今日楽しかった？」
虎「……え」

貴「ずっと機嫌悪かったし、仏頂面だったし…」
虎「…………楽しかった…………ただ、嫉妬したんだ……北原と南條に」
貴「……え…？」





……もしかして、さっきのファミレスから…？







貴「…………和泉でも嫉妬するんだね」
虎「…するっつーの。初めて本気で惚れた女が他の男と仲良くしてたら」


貴「………っ//」



真剣な表情で伝える彼の言葉に顔を赤くするしかない、以前のたらしな性格が考えられないくらいだった





虎「本当、ヤキモチとか情けねー…」
貴「……馬鹿じゃない」
虎「馬鹿！？」









グイ！


私は、和泉の襟辺りを掴む






貴「……嫉妬しなくても、私が今もこれからも好きなのは和泉だけだよ。たらしだったけど、いつも真っ直ぐに伝えてくれる君が」ﾆｺ


虎「…………っ(人1)！好きっ！！」
貴「ちょっ、離れてよ……//」







嬉しそうに抱きついてくる彼に、呆れながらもこんな空間が心地良いと思ったのは秘密にしよう…








終


月坂サクラ様 リクエスト

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