綾薙学園の女神23【スタミュ第3期】

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貴方side


貴「和泉もゴメン、任せっぱなしにして…」
虎「良いって！3人位余裕♪」





南「とか言って、間違えた振り付けしてたよね」
北「イマイチ分からねー教え方だったわ」
空「ちゃんと教えろ、虎石」






虎「………っお前ら…………っ」
貴「落ちつけ。5人で練習しよ、ね？」
虎「……そうだな…」



愁達の態度に、軽く苛ついてる和泉を落ちつかせながら稽古を始めた…









_____








四季side







俺は医務室に来た冬沢と一緒に帰っていた




冬沢「………体調は？」
四季「良くはないが、まあまあって所か」





立ち止まりながら冬沢に礼を言う






四季「……冬沢…………ありがとな」
冬沢「……」

四季「俺がここまでやって来られたのは、お前が居てくれたからだ。そうでなければとっくに…」





冬沢「そう思うなら、もう一度考え直せ」
四季「……っ」
冬沢「これが最後の忠告だ」







……悪い、冬沢……それでも…








四季「……それは出来ない」


冬沢「なっ……どうして…どうして分からない！？俺はお前のっ、お前の立場を守る為にっ…」
四季「冬沢」
冬沢「……？」



　







四季「……俺は……首席の座なんてどうだって良いんだ」
冬沢「……っ……！！」






中等部から名誉になんか興味はない、俺が出来る事







四季「……玉座が大事なんじゃない。アイツらを、アイツらの後ろに居る多くの星達を救い上げる事が出来るなら………俺は、革命家になったって構わない！！」

冬沢「……っ」




俺の気持ちを全て伝える、冬沢に届いてほしいが…









冬沢「……………っもう、お前にはうんざりだ」
四季「……」



表情を変えながら否定される







冬沢「……はっ……1人1人が一つの花だと？お望み通りじゃないか。所詮、最初からバラバラだったんだ」
四季「…それでも、みきは同じだと思っていた」


冬沢「先に道を違えたのはお前だろう、四季」
四季「冬沢っ！」









冬沢「今日限り、俺はお前と決別する」
四季「……！」



俺の気持ちは伝わらなかった、別々の思いなら仕方ない






四季「……分かった。それなら、戦うしかない」
冬沢「……」







今日今の瞬間から、俺と冬沢は別々の思いを抱えながら戦う事を選んだ日になった…









………………









"2人がいつものようになりますように"





そんな思いは、叶う事がなくなる事は


今の私は、知るよしもなかった……

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