綾薙学園の女神23【スタミュ第3期】

＊ ページ14

貴方side


____



講堂に全校生徒が集まり、斗真先輩を待っていた



……てか、先輩人前で話すのってあんまり得意じゃないって言ってたような……


翔と愁の間に座りながら待っていると……









ﾊﾟｯ



ステージ上が明かりが付き、斗真先輩が立っていた
先輩が立つのが珍しいのか、周りはザワザワしている






……何か、顔色が悪い……？

ここ最近体調が悪そうだったのを思い出しながら思っていた









四季「静かに」

全『…』





四季「我々華桜会は綾薙祭の生徒、牽いては学園にとってより良いものにすべく、改革を進めてきた」


ｽﾗｽﾗと、今までの事を話す先輩




四季「華桜会がプロデュースする新プログラム、オープニングセレモニーもその一環だ。
これは次期華桜会の披露も兼ねており、これまでミュージカル学科2年朝比奈(人1)、辰己琉唯、申渡栄吾、戌峰誠士郎、虎石和泉、卯川晶の6名をパフォーマに指名していた」







四季「しかし今回、同学科の9名星谷悠太、那雪透、月皇海斗、天花寺翔、空閑愁、揚羽陸、蜂矢聡、北原廉、南條聖の出演を認める事にした」









…………




講堂外



冬沢「…………っ」









…………









四季「華桜会は彼等に対しても、次期候補の資質ありと判断したという事だ」




その言葉に、全校生徒が盛り上がり悠太達は嬉しそうに喜んでいた
斗真先輩も、こちらを見て軽く微笑んでいて悠太と一緒に微笑む









______





四季side





舞台裏




入夏「お疲れ様、苦手とか言ってたわりに上出来じゃん！」
春日野「大丈夫？」


四季「出来る事なら、今回限りにしたいよ」









星「四季先輩！……あの…」


星・辰・北・揚「ありがとうございました！！」






星谷達が駆け寄って来ながら、お礼を言ってきた






星「俺…いや俺達、と、とにかく！先輩達の期待に応えられるように一生懸命頑張ります！」
四季「………あぁ」ﾆｺ




星「…そ、それから…」
星・辰・北・揚「すみませんでした！！」


四・春・夏「？」


今度は謝ってくる為不思議に思っていた








星「先輩達には……すっごく迷惑かけちゃってるみたいで…」

入夏「ぷふっ……一応気にしてんだ？」
星「うっ……」









四季「……15人への変更は、俺達がベストだと考えて決めた事だ。
お前らはそれに応えるパフォーマンスを見せてくれ、それだけでいい」

そう答えると、笑顔で返事をする星谷達

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