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第9話 食事 ページ12

〜自室〜





A「はぁ〜〜〜…」





ビックマムに用意された自室で長いため息をつく。








A「なんでこんなことに…」








カタクリさんの前で堂々と「貴方の妻になる女」とか痛い…痛すぎでしょ…









A「次あった時にどんな顔したらいいんだろう…困ったなぁ」








コンコン


ノックの音がした。




だ、誰だろう…



A「は、はい…?」




ドアを開けながら恐る恐る覗くとそこには






プリン「こんばんは、Aさん♪」









A「プ、プリンちゃん!?」









プリン「新しい部屋の暮らしはどう?って言っても自室に案内されて一時間ほどしか経ってないと思うけれど…」









A「うん…やっぱりすぐには慣れることはできないかな。それにこの部屋、広くてちょっと落ち着けないかも…」









プリン「そうよね、ここはお客様用だから広いわよね。でも結婚式を挙げたらカタクリ兄さんと同じ部屋になるんだから、もっと広くなるわよ?」









A「えぇ!?そんなぁ…」









プリン「当たり前じゃない、子供がうまれたらすぐに狭くなるわよ〜♪」









A「!?!?」









プリン「さて、食事を持ってきたの。お腹空いてない?一緒に食べましょ。」









プリンちゃんは持っていた大きなバスケットを
私に渡してくれた。









A「あっ…ありがとう、プリンちゃん。お腹、空いてたの。」









プリン「ほんと?じゃあちょうどいいわね♪さ、中に入りましょう。廊下だと冷えちゃうわ。」









A「うん。ありがとう…」









廊下もお菓子で出来てるのに、冷えるんだ…←









部屋の中に入って机にバスケットを置く。









プリン「開けてみて?」









バスケットに被せてあった布を取ると、中には豪華な食事が入っていた。



焼きたてのパン、器に入っているスープ、

ワイン瓶に、色とりどりのフルーツ。

何種類ものスイーツが入っていて、綺麗な

宝石の装飾が施された食器もフキンに

くるまれている。







A「うわぁ〜…すごく美味しそうな食事!」








プリン「ふふ、早く席に着きましょう。私もお腹空いてきちゃった。」








それぞれ椅子に座り、顔を見合わせる。




A「いただきます…!」





プリン「いただきます♪」

第10話 銀のスプーン→←番外編 God is a human being.



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龍神リン(プロフ) - イラストの載せかた教えましょうか? (2018年12月16日 10時) (レス) id: 8f303e058d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:政雪 | 作成日時:2018年9月30日 0時

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