大吾side ページ44
もう行きなれてしまった病院。
案内されなくても行けるようになってしまった部屋。
なにも言われなくてもお医者さんを待つ。
俺らがしなければならない片付けを終えて、
病院に着いた頃には謙杜の検査は始まっとった。
医｢お待たせしてすみません。｣
お医者さんはいつも以上に険しい顔をしとって。
でも、これから発されるお医者さんの言葉を
予測できた人なんて誰一人おらんかった。
駿｢長尾は！！｣
道枝は食い気味に聞く。
医｢これまでの疲労もあり、かなり厳しい状態です。
長く見積ってもあと半年ほど…だと思います。｣
お医者さんははっきりとは言わないけど、
その｢半年｣がなにを表すのか、
俺らはよく分かっとった。
誰も受け入れられず、
特に道枝はその言葉を聞いた瞬間、
体の力が抜けたようになってしまった。
医｢長尾さんの病室へ案内します。
まだ眠っていますが、
皆さんでゆっくり考えてください。｣
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望月笑陽(プロフ) - はじめまして〜！いつもいつも遅くなってしまって、すみません！！私も書きながら、すごく悲しくなってきました…( > <。)更新遅いですが、よければ最後までよろしくお願いしますっ！ (2021年4月8日 17時) (
レス) id: a94e6d0054 (このIDを非表示/違反報告)
さゆり(プロフ) - 初めまして(*^^*)更新ありがとうございます！これから先最終的にはバッドエンドになってしまうと考えたら悲しいですが、、（ ; ; ） 更新楽しみにしてます！ (2021年4月6日 21時) (レス) id: 52d52245cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望月笑陽 | 作成日時：2021年2月15日 20時
