ツンデレ彼氏のかわいい悩み。 ページ9
〜麗日視点〜
やっと文化祭も終わった。
デクくんの小人可愛かったなぁ〜！！
「眠そうね。お茶子ちゃん」
「も〜くったくただよ〜」
「みなさん、衣装とても似合っていらっしゃいましたわ！！」
「おい。丸顔。」
「丸顔っ……て……」
振り返ると相変わらずこわい顔した爆豪くん
「麗日〜、爆豪の悩み聞いてやってくれよ〜」
「爆豪くんにも悩み事あるんだ……」
「どーゆー意味だゴラァ！！」
切島くんの説明によると、Aちゃんと、
付き合う前とそんなに状況が変わらないから悩んでいるみたい。
「デートで手繋いだりとかないの！？」
「ねェ。」
聞けば夏祭り以降、デートもしてないんだとか。
「じゃ、デートに誘えばいーじゃん」
「あいつが俺のことをほんとに好きか分からねェだろうがァ！！！」
え、爆豪くんってバカなのかな。
「でもよ爆豪。俺を連れて行ってまでお前の誕生日プレゼント一緒に選ばされたんだぜ？？心配すんなよ〜」
「そういえば、あの誕生日プレゼントのネックレス、つけているところみたことないわ。ｹﾛｯ」
「つけてたら壊しちまうかもしれねェだろーが！！」
いや、普通は壊れないよ……
でも大事に保管してるんだなぁ〜
「とりあえず、誕生日プレゼントも貰ってんだし、安心しろって！」
「それは結構前の話だから今は分からねェだろうがァ！！！」
「手繋いだりとか、デートもかぁ。Aちゃんの方からも誘わないんだね。」
「うーん、Aちゃんはそういうのことする子に見えないものね。ｹﾛｯ」
「では、みなさんで証明してみせましょう！Aさんは爆豪さんのことが好きなこと。証明してみせますわ！！」
「おお！そうだね！」
まずは…………
女子が集団でやる恋の作戦はだいたい上手くいかない→←店員さん目線で考えるとクレーマーも身に染みるはず
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作者名：こみ | 作者ホームページ：http://misaenovel
作成日時：2020年1月15日 21時
