爆豪勝己の暴言日記カップル編 (ページ6)

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文化祭とかクソくらえ。ページ6

文化祭当日。

『うわ、めちゃ似合ってんじゃん。』

轟、ほんとに王子みたい。誰でもわかる。
これは惚れるわ。

「そうか。お前もサマになってるぞ。」

サマになってるってなに。
悪役顔ってことかおい。

黒のドレスに杖。
さすがはやもおおの家、衣装完璧すぎる。
間違えて踏んづけて破りそうなのが怖い。

「おい半分野郎調子に乗ってんじゃねェ……」

『お、勝己～、似合ってんじゃん。』

勝己は狩人とだけあってハリウッドみたいな。
トイストーリーの主人公みたい。

ほかにも、お茶子とデクとかとくに似合ってて、2人が横に並ぶと小人カップルみたいで、くそかわいい。

「うっせぇ。てめぇはもうヴィランだろ、そのかっこう」

『役に入り込むのがあたしなんで。お前とはちげーんだよ。シャイボーイ』

「んだとゴラ！あと、1時からてめぇのブサイクなツラ、見に行くからな」

なんだかんだミスコン見に来てくれるあたりツンデレか。

すべては優勝賞金5万円のために。

過去最高にミスコンの中でも人気だったのは
去年卒業した波動ねじれ先輩。

さすがにあの人越すのは無理だな。

「あの桃崎りりかもでるんだってよ」

げ。去年くらいに勝己のこと狙ってた女子じゃん。

『勘弁して。あたしドラマみたいな三角関係ごめんなんだけど。』

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結局、狩人が白雪姫を殺そうとするが惚れて殺すのをやめるシーンは、勝己が絶対にしようとしないので、
白雪姫に逃げられたことに変更された。

あ、轟とやおもものキスシーンのところは照明を暗くして誤魔化すらしい。

「演技でもてめぇ以外には惚れたりしねーよクソが。」

『おまえホントあたしのこと大好きだよな。』

「しねェ！！！」

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「おいてめェ！！おとなしくしね！！！」

「キャーーーー！！！」

「お母様が私を…！？早く逃げなければ…！！」

やおももの演技は相変わらずうまい。

そして衣装がセクシー。胸がデカイ。くれ。

焦凍が登場すると女子はざわめく。そりゃイケメンだもんな。

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劇も無事におわって、あたしは急いで女子たちに準備される。

「はい、メイクするから目閉じて～」

「まつげなが…かわいいのに性格が…」

なんだっておい。

「あ、ちょっと！！アイラインがずれるから動いたらダメ！！」