爆豪勝己の暴言日記カップル編 (ページ44)

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料理の味で喧嘩する。ページ44

ヴィラン共同討伐作戦当日_____

『なぁ。』

「あ゛？」

あたしは顔を上にあげて、正面に座る勝己をみつめる。

『今日この味噌汁、みそ濃ゆい』

「うるせェ！文句言うんじゃねェ……！！」

朝っぱらから怒鳴り声が響く。

『だから、明日からはあたしが作るわ。感謝しろよクソ。おまえ朝早いんだし？？』

「てめェこそ目の下クマできてんぞ！！疲れてんだろ。寝とけやクソ。」

ツンデレかよほんと。一昨日までのかわいい態度はどこにいったんだか。

『……いやてか誰のせいだよ。』

昨日の夜_______

『あー、ねみ。電気消すよ』

ほんっと一緒に寝ると、寝返りしにくいし大の字になって寝れない。

「おいてめェ、足蹴ってんじゃねェ。」

『あ、ごめ。寝返りうとうとしたら当たった。』

あたしは勝己に背中を向けて寝る。
すると、勝己は後ろから抱きしめてくる。

『え、なに。寝れねぇんだけど。』

「うっせェ……」

やれやれ。
あたしは勝己の方を向いて頭を撫でる。

『はーい、おねんねしましょーねー』

「撫でてんじゃねェ…いくつだと思ってんだァ！」

『んじゃなに。』
勝己が片手をあたしの頬に添えてそっとキスをする。

「…………。」

真っ赤になった顔を逸らして黙り込む。
あ、そーゆーことか

『明日、ヴィラン共同討伐作戦あんだから腰痛めるわけにはいかねーの。終わってからな』

「……死ぬかもしれねェだろーが。」

『お前なぁ。勝手に殺すなよ、』

「ﾁｯ…」

『あ゛～も、お前は…！！少しだけだからな』

あたしは勝己の胸板に手を触れ、そっと口にキスをする。

～～～～

『いっ……！！』

やっぱり痛い。ホントデカすぎんだよ。

『はぁ、はぁもう、、むり、ギブ。今日はギブ！！』

「もう終わりかよ、こんくらいでへばってんじゃねェ。」

『あァ！？へばってねーし。明日も仕』

『ひゃぁっ……、、』

やっべ、今変な声出た。
あたしはとっさに口を押さえるけど時すでに遅し。

「わりィ。今の聞いちまったらやめらんねェよ」

さらに激しさを増す
気絶するかと思った。

ーーーーーーーーーー

『お前が寝せてくれなかったからだろ。』

『つかこれ。こんなエロシーン書いていいの？』

「しらねェよ！」

「……気をつけていけや。」

不安げな顔をする勝己。かわいいなほんと。

『ういっす』

案の定、腰痛いからサロ○パスを貼って出勤。