爆豪勝己の暴言日記カップル編 (ページ24)

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下ネタは小声で言おうホトトギスページ24

教室に戻ると爆豪が早速、あたしに話かけてくる。

「おい、」

『話しかけてくんな。クソが。』

「A、今日のヒーロー授業、俺とペア組まねえか。」

『うん、いーよ。』

轟、ナイス助け舟！！

それからも何度か「おい、」とか「なぁ」とか話しかけてきたけどあたしは全部ガン無視。

爆豪はなぜかもう美優とは話さなくなってたけどどうでもいい。もう遅い。

昼休み、食堂に行こうとしたら、お茶子が申し訳ないさそうな顔で話しかけてくる。

「あのね、昨日の件なんやけど、爆豪くんの話も聞いてやってくれん？？」

『は？あんなクソの話なんざ、聞きたくないっての』

「全部勘違いやったんよ！！」

どーゆーこと？？

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「おい待てよ新木。」

「え？爆豪くん謝ろうとしているのになんで止めるの？」

「ちげぇよ、新木お前もう走れるみてェだから、もういいよなァ？？？」

「あっ」

「へ？どゆこと？？」

聞けば、爆豪くんは美優ちゃんの足をくじかせてしまったから、美優ちゃんが、歩けないとかいろいろ言って、世話させてたみたい。

それでずっと一緒に行動してたのか！

「じ、じゃあ！昨日の夜のは？？部屋でなにしてたんよ！」

「こいつがギプス巻けって言うから、巻いて足首を固定させてただけだわボケがァ！！！」

あ、きついって、ギプス締めすぎってことやったんや。で、もう1回巻直して、と……。

「てめェは、数分前の自分にしか戻れねぇから、
足首くじく前には戻れねぇとか言ってたけど、
もう走れるなら世話しなくても大丈夫みてーだなァ？？」

「あっ……」

美優ちゃんは下唇を僅かに噛みしめてクシャッとした顔をした。

「二度とよってくんじゃねェクソブスが！！」

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「ってことだったんよ！」

『ふーん。』

「えぇ！？勘違いやったんよ！？私らの！」

『だからってリア充みてーにラブラブイチャついてたのはマジじゃん、しーらねー』

とか言うけど、内心はやばいやばいと思ってる。

え？仲直りとかできるか！！

『美優とﾋﾟｰしとけや』とか『クソが話しかけてくんじゃねーよ』とか、

暴言と下ネタぶちまけといて今さら謝れるかあああああああ

「うん。ほんとクラスみんなの前で大声で下ネタはないよA。」