爆豪勝己の暴言日記カップル編 (ページ21)

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いるいるこーゆーおんなページ21

「あ」

耳郎がこっちを気遣う目でみるけど別にあたしは気にしてはない

「あ！Aちゃん！Aちゃんって爆豪くんと付き合ってたんだね！！」

『まーね』

「ごめんね？知らなくて。あ、これ足首くじいちゃって保健室まで運んでもらってるだけだから！」

『なら自分で治したら。戻せるんでしょ？』

やべ、自分でも辛口に言ってしまったと思った。

これあたしが悪役の女で
優しくて、かよわい子をいじめてるように見えるやつジャン

胸糞か

「あ、えっと体力使うから。いまそんな体力残ってなくって…」

『あんな訓練だけで足のくじいたの治すくらいの体力もないなら、この先きびしーんじゃないの？』

たしかに悪役に見えるかもしれない。
でもあたしは思ったことをはっきり言う。

いーよ、悪役にでもなってやろーじゃん

聞けば、勝己が敵と間違えて攻撃して倒れた時グキっと！いったそうで。

↑勝己も勝己だ

『なあ勝己、今日めし…』

「あ、わりぃ。今日は先約あんだよ」

「爆豪くーん。食堂行こう？」

『…ならいーや』

「大丈夫？Aさん…顔死んでるけど…」

『あ、あデク、お茶子、轟』

「気になるよねやっぱ」

『いや、全然。ほら、さっさと行こ』

あたしは割り切ってる！って感じを出したけど周りからはバレバレだったぽい

「A嘘つくとき左の耳たぶ触るんよね」

あたしは聞き耳を立てる

「あ、爆豪くん、口の周りカレーついてるよ？拭いてあげる。」

「いーからやめろってんだよ！」

「ふふ。もうとっちゃったもーん」

へー。どこのリア充だよ。

リア充撲滅したろかァ？？？

「A？A？どうしたん？麺つかんだまま…」

『あ、いや冷ましてた。熱舌』

「猫舌な」

最近勝己とは話さなくなった。そのかわり轟と話すことが多くなった。

「ここはな…おい、聞いてるか？」

『ンがっ』

「おい、寝んなよ。」

轟があたしの頭をコツっと叩く。

～お茶子視点～

「あのさ、美優。もうちょっとその、なんつーか、爆豪との距離考えてあげてほしいな、Aもたぶんあー見えて気にしてんだよね、」

耳郎ちゃんが言いずらそうに言う。

「え！？そんなふうに見えちゃった？Aちゃんに申し訳ないなぁ。ありがとう！」

いい子でよかった！

でも私とAはその日の夜、お風呂上がりに、爆豪くんが美優ちゃんの部屋に入るのを目撃してしまう。