-base-俺が立つべき場所 3

祝宴 ページ36

●タク
　
　『1年間お疲れ様でした！ それではみなさん、精一杯楽しみましょう！！』

　松田さんの挨拶とともに、ビールかけ開始！

　といっても俺は部屋の端の方に椅子と俺用のビールを用意してもらって、座っての参加(笑)

　滑るから動き回ると危ないんだよね(^_^;)

　でも座ってるせいで記者やアナウンサーから質問攻め(ーー;)


　「タク、怪我してるからって容赦しねーからな！」

　「えっ(笑)」

　本当に容赦なく前から上からかけられる。

　そして・・・かけかえすっ(*´∀｀*)

　「ぎゃーーーーー」

　今の悲鳴は純だ。

　どうしても若手はいじられるから(￣∀￣)
　俺の分まで被害をうけてるな、あれは(笑)

　「んあっ！？」

　まさかの後ろから襲撃・・・

　振り返ると岸本と高瀬だった。
　
　「お前らなぁー！」

　とビールを構えて停止する。

　「あ。」

　「かけちゃだめですょ？ 俺たち未成年なので(笑)」

　「くっそ、それ貸せー！」

　「いやです(笑)」

　動けないのは不利すぎる(；一_一)

―――――

　「ふぅ・・・」

　ビールかけが終わり、シャワーを浴びて着替え、すっきり(*´∀｀*)

　でも、ギプスはぬらせないから不便だ(´・ω・｀)

　「タク、かーえろー？」

　「おぅ♪」

　最後は痛みと戦いながらの苦しい試合だったけれど、最高の一日だった(*´∀｀*)

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