限界 ページ29
ベンチ裏で最後のミーティング。
また話しながらちょっと泣いちゃったけど(^_^;)
だめだ、今日涙腺崩壊;;
「よし、この後はビールかけまで自由な! 会場へはバス移動だから集合時間守れよっ(`・ω・) んじゃ、解散!」
わらわらとみんな部屋を出ていく。
その瞬間、俺の中で何かがプツリと切れたような気がした。
なんか身体がふわふわとして・・・
「あ・・・れ・・・?」
足元がおぼつかない。
今度は急に身体が重くなって・・・
聞いた話だが、俺はそのまま後ろへ倒れたらしい。
「松田さん、危ない!」
側にいた純が支えてくれた。
「松田さん?! しっかりしてください!! どーしよ・・・あ、監督! 松田さんが・・・」
「あぁ・・・ 緊張の糸が切れたんだろうな(^_^;) とっくに限界越えてたから無理もないよ・・・」
「また熱上がっちゃったんですかねぇ・・・あっつΣ(△)!」
「松田、分かるか?」
「は・・ぃ・・・」
かろうじて意識はあるが目の前がぼやけて焦点が合わない。
「最後まで・・・よく頑張ったな(^_^) お疲れ様。 落ち着いてからとりあえず医務室に行こう。」
俺は目を閉じてコクンと頷いた。
「さっきまで元気そうだったのに・・・(´・ω・`)」
「泣きすぎて最後の体力使っちゃったんじゃないか?(笑)」
「泣くと疲れますからねぇ(^_^;)」
「9回始まる前にすでに倒れかけてたからな・・・ここまでもったのが奇跡だよ。」
話は聞こえていた。
色々言いたいこともあったけど、もう自分の身体が自分のものじゃないみたいだった。
身体がいうことをきかない・・・ 動かない・・・
15分ほど経って、なんとか立てるようにはなった。
着替えだけ済ませ、ゆっくりゆっくりと医務室へ向かう。
『ガチャ』
「あらー・・・朝よりもひどいですね」
「多分夜のビールかけはどうしても出るっていうので、少しでも熱を下げて楽にしてやってください(^_^;)」
「意識ははっきりしてますか?」
「いや、朦朧としているみたいで・・・」
「脱水症状かもしれませんね・・・(´・ω・`) こんなに熱が出ていればかなりの水分が出て行ってしまうので(>_<)」
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革ベルト
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美咲(プロフ) - みみかさん» コメントありがとうございます!! これからも頑張って書いていくのでお暇なときにでもみてやってください(*´∀`*) (2012年9月5日 1時) (レス) id: 71341894cd (このIDを非表示/違反報告)
みみか(プロフ) - すみません、岸本くんですね!打ち間違いです(笑) (2012年9月4日 19時) (レス) id: d212277443 (このIDを非表示/違反報告)
みみか(プロフ) - 読ませてもらいました(^O^)おもしろいです!岸田くんファンになりました( ^o^)ノ (2012年9月4日 19時) (レス) id: d212277443 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美咲 | 作成日時:2012年8月21日 1時