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No.73 騎馬戦 ページ26

そして騎馬戦。

私、実は上に乗る側になっちゃったんだよねぇ・・・・・・


練習中、結構帽子とられちゃって・・・・上手くいかなかった。

だから正直、すっごく不安。


けど、騎馬戦は始まった。

土台の3人が一気に動き始め、私の体のバランスは安定しない。

グラグラと揺れる不安定な中、私は敵である白組の子に帽子を取られそうになった。


危機一髪回避した。

こわっ・・・!

今度は隙がないようにしなきゃ。

集中した。

そして攻めようとしたんだ。

何もしてなきゃ赤組の勝利はない!って思ったから。


そして私はどんどん攻めに行った。

帽子を取ろうと頑張った。


そしてやっと一つの帽子を手にした。

やった!

帽子ゲット!


よし、これからどんどん取るぞ!


と、思ったらいつの間にか帽子が取られていた。

えぇっ!?

後ろを振り返ると、白組の子にあっさりと取られてしまったよう。


うそ・・・・良い感じだったのに!!!


がっくりしながら元の位置に戻る。


でも、まぁ、一つは取れたんだし・・・・・・・・頑張ったよね・・・・・・?


そして一回戦目終了。

続いて男子、二回戦目。


男子は・・・うん、荒々しかったね・・・・。


そして結果発表。

今回は白組の勝ちだった。


でも、ほんの少しの僅差。


悔しいな・・・・・でも、まだまだ競技はあるんだし、勝てる可能性もまだまだある!


頑張らないと!


そして他学年の競技が続き、お昼の時間になった。


私は家族の元へ。

相変わらずお兄ちゃんは来てないけれど、ママとパパは来てくれた。


でも、私なんかより奈子の方がきっと目当てなんだろうな。


奈子は小学一年生。

初めての運動会だもん。


そして私は最後の運動会・・・・・・

ちょっとは私の事も見てくれたよね?



「ほら、お弁当食べなさい。この後は・・・彩はたしか組体操よね。」


「うん、そうだよ。」


そんな話をしながらお昼ご飯を食べた。



「彩は代表リレー出れないの?」


「私は補欠だもん。今日は欠席ゼロだし、私は出場しないと思うな。」


「えぇ!?せっかく楽しみにしていたのに。」


「そんなこと言われても・・・・私は今回たまたま選ばれただけなんだし、足もそんなに速くないし・・・・・仕方ないよ。」



ママはがっくり。

う〜ん、期待されるのもちょっと無理かも。

っていうか私、足の速さは平均並みだからね。

特別足が速いわけでもないし、補欠になれただけでも凄いことなんだけどな。

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設定タグ:探偵チームKZ事件ノート , 小学生 , 後編   
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愛莉 - 続きがすごく気になります!! (2月2日 15時) (レス) @page32 id: abf6832c1a (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 続きみたいです! (2020年5月14日 14時) (レス) id: 9ecc4550ca (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はい、頑張ってください!応援してます! (2019年3月29日 18時) (レス) id: 8df2bc3d9f (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 彩さん» ありがとうございます!大好きだなんて言ってくれて嬉しいです。更新頑張ります! (2019年3月29日 18時) (レス) id: 75ace9b1e5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - このお話大好きです!、これからも頑張ってください! (2019年3月29日 17時) (レス) id: 8df2bc3d9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:葉月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mirukuzery/  
作成日時:2019年3月10日 19時

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