小学生の思い出は知っている【探偵チームＫＺ事件ノート】

Ｎｏ.６９　おかわり ページ22

「なんか・・・悪かったよ。ごめん。」

「いや、こっちこそ・・・・悪い。」


「あの、ごめんね。ついカッとなっちゃって。」

「ううん、私も・・・・」



休み時間になった途端、教室内で仲直り。

うん、よかった。


やっぱり皆、仲良くしてなくちゃ楽しくないよね。


近くにいた菜々と微笑み合い、嬉しい気持ちになった。



「そういえば、今日の配膳中も練習あんだろ？」


あっ、そういえばそうだったよーな・・・・・・


嫌だぁ、練習キツイ・・・・


この前の練習、何だかすっごく辛くて、給食もあんまり食べれなかった。


大丈夫かな。


ちょっと心配していたけれど、まぁ、練習の時間は来る。


そしていつも通り準備運動をしてから、バトンパス練習をして・・・・・・・




「おい、白組どーだ？」


白組はやっぱりバトンパスが上手だった。

さすがだなぁ。


バトンパスってリレーにとってすっごく重要なものになるよね。


どんなに足の速い人が集まっていても、バトンパスが上手くいかなければ、スムーズにできないし。


いや、足の速い人も必要だけどね？




そして練習が終わり、給食。


お腹すいた・・・・！！！


今日、おかわりしちゃおうかな。


いや、やめとこう。


だって・・・・・・・・



「パン欲しー人！！！！じゃんけんだっ！！！」



あんな中に行って、勝てそうにもない。


じゃんけんでも、やる気でも・・・・・・・・・・・

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