story. 40 ページ41
(クロハside)
Aの体が冷えていく。
二度と温まりはしない体を抱きしめて、俺は静かに泣いていた。
俺は何であんなことをしたんだ。
何であいつを傷つけた?
何で奴らを殺した?
…今なら何とでも言える話しだ。
大好きだったあいつに笑ってほしくて。
俺だけを見てほしくて。
周りの奴らなんか邪魔でしかない。
だから消そうと思ったんだ。
あぁ、ほんと……
俺って馬鹿だな………………。
「俺も愛してる……お前のこと………」
ずっと、ずっと。
後悔なんて今更すぎる。
俺にはもう、何にも残ってない。
“ 生きて ”なんて………………
「ははっ………」
凍えるような寒さの中………
俺はひたすらAを抱きしめ続けてた………。
103人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ホノ(プロフ) - すごく感動して泣いてしまいました( ;∀;)完結おめでとうございます (2015年3月19日 5時) (レス) id: d5eb04ee87 (このIDを非表示/違反報告)
廃人 - 神 (2015年2月12日 17時) (レス) id: 8e747b4d2c (このIDを非表示/違反報告)
りにゃあ(プロフ) - 凍えて、逝って、泣きながら怒られて、ずっと幸せ。と私は考えました! (2015年1月11日 19時) (レス) id: d182b059a3 (このIDを非表示/違反報告)
ふぐねこ(プロフ) - あぁっ!?いつのまにか完結しておられたのですね!汗 完結おめでとうございます!&お疲れ様でした!私もクロハに凍えてほしいです(( (2015年1月10日 19時) (携帯から) (レス) id: 6ccec7b460 (このIDを非表示/違反報告)
咲莉菜 - すごく感動しました! (2015年1月9日 0時) (レス) id: 8387fb9b14 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒ノア | 作成日時:2014年12月20日 12時