純愛９ ページ12
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｢本当にありがとうございました…｣
｢気にするな｣
緊張と恥ずかしさでまだ心臓がばくばくしてるけど
鬼道先輩は気にも留めていないのか、いつもの調子で返事を返される
｢鬼道先輩は電車通学なんですね……高級なリムジンとかで来ているのかと………｣
｢今日はたまたまだ。いつもは……言わせればそんなところだな｣
｢高級なリムジンですか！？｣
｢流石にそこまでとは言ってないが｣
そう言ってふっと笑みを零す先輩
そこまでじゃないとはいえ………一般庶民には絶対に買えないような車で来てるんだろうな
｢学校生活には慣れそうか？｣
｢不安はやっぱりありますけど……今日は皆に話しかけてみようと思います｣
｢そうか………上条、だったよな｣
軽く頷いた後、名前を確認される
………あれ、名前教えましたっけ…？？？
｢はい！上条Aです｣
｢……連番で、音無という苗字の奴はいるか？｣
音無……？
『お』となし、『か』みじょうなら連番の可能性はあるけど……
正直、覚えてない……です。
｢すいません覚えてなくて……今日いたら話しかけてみますね｣
｢そうか。いや、大した事ではないんだが｣
｢知り合いですか？｣
｢いや、妹だ｣
｢妹……！？あっ、音無春奈さんですか！｣
私が言うと、あぁ、と首を縦に振る鬼道さん
確か、音無春奈さんはイナズマジャパンのマネージャーも受け持ってたはず………
同級生ということもあって、話には聞いたことはあったけど
やっぱり、マネージャーも一緒に進級してくることを思うと……高校でも本気なのかな
｢悪い、無駄な話をしたな｣
｢いえ！もっと聞きたいです｣
喋っている内に緊張は解け、気付けばもう学校の前
たまたま電車で会って、そのまま登校して
朝から気分が上がっていた………
…………のだが。
｢あら…鬼道くんも一緒じゃない、おはよう｣
｢おはよう、朝から校則違反チェックか？｣
｢違うわ。上条さんに用があるの｣
そう言って、私の方へくるっと向き直る夏未ちゃん
………校門をくぐった所で、Aはまた苦悩することになるのだった
「(生徒会長兼マネージャーの話、すっかり忘れてた……！！！)｣
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うさぎ(プロフ) - 初めまして うさぎともうします。作品とても良かったです！もしよろしければまた更新してくれませんか？続き気になります！お願いします！ (2021年12月12日 22時) (
レス) @page29 id: a8cf73126b (このIDを非表示/違反報告)
みろさと(プロフ) - ゆっかりんさん» ありがとうございます！可愛くかけていますかね？|ω･`)頑張ります(泣) (2019年10月6日 12時) (レス) id: e525b03525 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっかりん - このお話の夢主さんめっちゃ好き！！このお話自体も大好きなので、更新頑張ってください(≧∇≦)応援してます！！ (2019年10月6日 0時) (レス) id: ae7ac3265c (このIDを非表示/違反報告)
みろさと(プロフ) - 優さん» ありがとうございます…！励みになります(泣) (2019年6月29日 22時) (レス) id: e525b03525 (このIDを非表示/違反報告)
優 - めちゃくちゃおもしろい！ 投稿ファイト！ (2019年6月29日 3時) (レス) id: 2408924f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みろさと | 作成日時：2019年5月20日 19時
