絶叫系美少年 ページ6
JK「そっか。」
意外にもあっさりとした反応のジョングク君は、とことことユンギ君の元へと行き、彼の腕を引いて、ゴリラの隣へ立たせた。
JK「ユンギヒョン、のれる?」
YG「は!?」
『え!?あ、うん。ユンギ君は乗れるよ。』
YG「おい!!」
何故か怒鳴られて、目を丸くする。
なんで?だってゴリラより大きいじゃん。
JK「ユンギヒョン、いってらっしゃーい。」
YG「は!?」
『え』
にこにこと笑ってユンギヒョンに手を振るジョングク君に、私以上に反応して固まるユンギ君。
YG「乗らねぇよ。」
JK「だめ。」
YG「俺がだめだわ。絶対乗らん!」
JK「ぐう、ここでヌナとばいばいってするからぁ!」
YG「絶対に乗らねぇからな!!」
YG「ぎゃぁぁぁあぁぁあぁあ…!!!」
おー。下からでもユンギ君が泣き叫んでいるのがわかる。なんとなくだけど。
結局、ジョングク君のお願いを断りきれなかった彼は、白目を剥きながら単身ジェットコースターへと乗り込んでいった。
まさかあんなに苦手だとは…。
JK「きゃはは!ヒョーーン!!」
私の腕に納まる残酷な天使はそれはそれは楽しそうに、空の星へならんとせんユンギ君へと手を振っている。
たしかに面白い光景なのだけれど、なんとなく他人事ではないような気がして、引きつった笑いしかできなかった。明日は我が身。
YG「ひ、酷い目にあった。」
『お疲れ様です。』
JK「おかえりー!」
戻ってきたユンギ君は、若干涙目だし、足元はふらついていて、いたたまれない気持ちになった。
JK「たのしかったー!」
YG「ジョングク、おまえ覚えとけよ…。」
そんなことを言いながらも、末っ子のお願いを聞いてあげるユンギ君が微笑ましくてお姉さん、笑顔になっちゃうな!
YG「何笑ってるんだよ。」
『すみません。』
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ミロ(プロフ) - たるぎさん» 独占欲強めのぐぅちゃん気に入っていただけましたでしょうか?(*^^*)こちらこそ嬉しいコメントをありがとうございます!(*^^*)続編もあるので、よろしければ!!( ´ ▽ ` ) (2020年4月24日 12時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎ - 3歳児ぐうちゃんが大好きすぎて養いたいです、、(( ヌナは僕のヌナとか言われたらもう爆死です、、こんな素敵な作品ありがとうございます! (2020年4月12日 13時) (レス) id: 02c334fcba (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - やまれさん» やまれ様 やまれ様〜!!!そんなこと言ってもらえると、ほんとに終わりたくなくなっちゃいます〜( ; ; )(意志弱)3も、お話めいっぱい詰め込んで頑張るので、どうか最後まで楽しんでやってください(´;ω;`) (2019年1月27日 21時) (レス) id: b0ccc01646 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - wakamilku__084さん» wakamilku様 ニヤニヤしてくださってるんですね?私にとってそんな嬉しいことないです…!(^ ^)わぁ、嬉しいお言葉!!数年後とかも書けたら楽しいかもですね!(私が)その時は是非見てやってください!(o^^o) (2019年1月27日 21時) (レス) id: b0ccc01646 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - バンタンさん» バンタン様 7くらいまで…!!続けたぁ〜い!!(笑)もう、そう言ってもらえることが嬉しすぎます!!本当にありがとうございます(*^^*) (2019年1月27日 21時) (レス) id: b0ccc01646 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミロ | 作成日時:2018年12月27日 21時