職権乱用バンザーイ! ページ47
MJ「だよな?や、でもまじでびっくりした。」
TH「テテ、ヌナのこどもじゃないよー。」
MJ「ごめんごめん。」
『どこをどう見たらそう見えるんだか…って、
あーーーー!!』
MJ「うわ、なんだよ!」
突然大声を出した私に、ミンジュンはもちろん、テヒョン君も自分の耳を抑えて不快さを示していたけれど、今は構っている場合じゃない。
『ホソク君!出てきてる!早く戻らなきゃ!』
TH「!ホソギヒョン!?」
急いで先輩達のところへ戻ろうとするけれど、いかんせん人が多すぎて席まで進めそうにもない。
『しまったなぁ〜、ここで見るしかないか。テヒョン君見える?』
TH「みえないぃ〜」
『おっけ。じゃあおいで。』
一生懸命ぴょんぴょん跳ねるテヒョン君を、おんぶしようとすると、いきなり腕をぐいっと引かれバランスを崩しそうになる。
『ちょ、なに!?』
MJ「2人とも付いてきて。」
『え!?どこに!?』
MJ「いいから。」
私の腕を掴んだまま、早足で歩くミンジュンに引きずられるように付いていく私とテヒョン君。
MJ「ここなら見えるだろ?」
『え!?待って。ここって、私たちが入っていいの!?』
TH「ヌナ、ホソギヒョンみえるよー!」
ミンジュンに連れてこられたのは、一般の観客席から少し離れた場所に用意された席で、私達の周りに座っているのは、どう見ても一般の方ではない方達。
おそらく芸能人だろう。(疎い)
『ちょ、いいの!?こんなところお邪魔しても!どう見ても関係者席じゃん(小声)』
MJ「いいだろ。俺の関係者なんだから」
そんなわけあるかい!
『テヒョン君、行こう。ここはまずい。』
TH「え〜!!」
MJ「頑固だなー。いいから座れって。もう始まるぞ。」
『おわっ!』
引っ張られて渋々席に着くと、彼の言った通りホソク君は既にステージの中央へと出てきていた。
TH「ヒョン、がんばれ!」
『…。』
曲がかかり、一気にさっきまでの緊張が押し寄せてくる。
ああ、がんばれ!!
がんばれホソク君!!
どうか彼のステージがうまくいきますようにって、
まっすぐ彼のダンスを見れないほどに、気が張っていたけれども、数秒のうちに、それも杞憂だったことに気がつく。
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ミロ(プロフ) - たるぎさん» 独占欲強めのぐぅちゃん気に入っていただけましたでしょうか?(*^^*)こちらこそ嬉しいコメントをありがとうございます!(*^^*)続編もあるので、よろしければ!!( ´ ▽ ` ) (2020年4月24日 12時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎ - 3歳児ぐうちゃんが大好きすぎて養いたいです、、(( ヌナは僕のヌナとか言われたらもう爆死です、、こんな素敵な作品ありがとうございます! (2020年4月12日 13時) (レス) id: 02c334fcba (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - やまれさん» やまれ様 やまれ様〜!!!そんなこと言ってもらえると、ほんとに終わりたくなくなっちゃいます〜( ; ; )(意志弱)3も、お話めいっぱい詰め込んで頑張るので、どうか最後まで楽しんでやってください(´;ω;`) (2019年1月27日 21時) (レス) id: b0ccc01646 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - wakamilku__084さん» wakamilku様 ニヤニヤしてくださってるんですね?私にとってそんな嬉しいことないです…!(^ ^)わぁ、嬉しいお言葉!!数年後とかも書けたら楽しいかもですね!(私が)その時は是非見てやってください!(o^^o) (2019年1月27日 21時) (レス) id: b0ccc01646 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - バンタンさん» バンタン様 7くらいまで…!!続けたぁ〜い!!(笑)もう、そう言ってもらえることが嬉しすぎます!!本当にありがとうございます(*^^*) (2019年1月27日 21時) (レス) id: b0ccc01646 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミロ | 作成日時:2018年12月27日 21時