欲求不満女 ページ33
ほっぺたに、へばりついてるジョングク君を引き剥がすと、きゅぽん。と音が鳴った。
ちょっと、やだ。なんかじんじんするんだけど。
ほっぺた伸びたりしてないよねこれ。
依然としてすやすやと眠るジョングク君をベッドに寝かせ、今日は土曜日だし、まだ早いけれどたまには朝食の用意でもしようかな、とリビングへと向かう。
それにしても、私の夢の内容ったら…。
欲求不満なのかしら?
そんなことを考えながら、ソクジン先輩の部屋の前で立ち止まる。
欲求不満な私にささやかなプレゼントをあげようか?
ちょっと、寝顔を覗くくらいいいよね??
ゲスい顔でドアノブに手を伸ばした時だった。
ガチャ
『ひっ!!』
JN「あれ、Aちゃん?おはよー。」
『お、おはようございます。』
あっぶなー。
やっぱ悪いことはするもんじゃないね。
JN「どうしたの?今日早いね。」
『目が覚めちゃったんで、たまには私が朝ごはんの用意でもしようかと、起きてきた次第でございます。』
JN「(あぶなー。)僕も手伝うよ。」
『?そうですか?』
若干ホッとしたような表情を浮かべる先輩を不思議に思い、見ていると、突然さっと顔色を変える。
JN「…。Aちゃん、そこどうしたの?」
『へ?』
JN「ここ。」
『っ』
首筋に、ひんやりとした感触が伝わり、先輩の手に触れられていることを理解する。
『え?なんかなってますか?』
別にこれといって違和感はないんだけどな…。
JN「赤くなってるよ。」
『え!?』
言われてすぐに、洗面所へと走る。
自分の目で確かめたいたいのもあったけれど、
それよりなにより、
先輩が今までに見たことがないような冷たい目をしていて、
心臓があまりに大きな音を立てるから、早くその場を離れてしまいたかった。
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ミロ(プロフ) - たるぎさん» 独占欲強めのぐぅちゃん気に入っていただけましたでしょうか?(*^^*)こちらこそ嬉しいコメントをありがとうございます!(*^^*)続編もあるので、よろしければ!!( ´ ▽ ` ) (2020年4月24日 12時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
たるぎ - 3歳児ぐうちゃんが大好きすぎて養いたいです、、(( ヌナは僕のヌナとか言われたらもう爆死です、、こんな素敵な作品ありがとうございます! (2020年4月12日 13時) (レス) id: 02c334fcba (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - やまれさん» やまれ様 やまれ様〜!!!そんなこと言ってもらえると、ほんとに終わりたくなくなっちゃいます〜( ; ; )(意志弱)3も、お話めいっぱい詰め込んで頑張るので、どうか最後まで楽しんでやってください(´;ω;`) (2019年1月27日 21時) (レス) id: b0ccc01646 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - wakamilku__084さん» wakamilku様 ニヤニヤしてくださってるんですね?私にとってそんな嬉しいことないです…!(^ ^)わぁ、嬉しいお言葉!!数年後とかも書けたら楽しいかもですね!(私が)その時は是非見てやってください!(o^^o) (2019年1月27日 21時) (レス) id: b0ccc01646 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - バンタンさん» バンタン様 7くらいまで…!!続けたぁ〜い!!(笑)もう、そう言ってもらえることが嬉しすぎます!!本当にありがとうございます(*^^*) (2019年1月27日 21時) (レス) id: b0ccc01646 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミロ | 作成日時:2018年12月27日 21時