正直な言葉が胸に刺さる ページ40
HS「ナヨン〜、どっちにしろジンヒョンはだめだよ。お相手がいるからさ。」
NY「おあいて?」
NJ「そーそー。だから、他探そうね?ナヨンともっと年の近い人とか。」
まだ少しぐずっているナヨンちゃんをホソク君が抱き上げ、ナムジュン君が優しく頭を撫でる。
NY「オッパ、しゅきなひとがいるの…?」
HS「そういうこと。」
NY「だれでしゅか?」
尋ねられたホソク君は、無言でじっと私の方を見る。
え?なんか言ってよ。
その視線をなぞるように私を見たナヨンちゃんと目が合い、どうしていいかわからずギギギと手を上げ、ヒラヒラと振ってみせると…
NY「うしょ!!!」
と、心底信じられないと言ったように、両手で顔を押さえた彼女に体が固まる。
JK「うしょです。」
NJ「ジョングガ、今はだまってような?」
HS「ほんとだよ、ナヨン。」
NY「うしょ!
だってナヨン…
Aオンニは、ソクジンオッパのいもーとだとおもってまちた!」
ショーーーーーーーーックッッッ!!
前々から薄々感づいていたけれど…
『私達ってやっぱり恋人同士に見えないのね…。』
最近、少しだけ。
すこーーしだけ調子に乗ってただけに、ナヨンちゃんの言葉が心に刺さり、床にドサッと膝をつく。
JM「ヌナ、どしたの?」
『なんでもないよ、ジミン君。』
真っ先に駆け寄ってきてくれたジミン君が、小さな手のひらで私の背をさすってくれる。
YG「まあまあ、子どもが言ったことだし。」
『君ぃ!棒読みの上にわろてるやないかいっ!』
子どもはねぇ、嘘をつかないの。
それはテヒョン君のバカ正直な言葉の数々を持って充分理解しておる。
NY「でも、ナヨン、あたらしくしゅきなひとができたからいーんでしゅ。」
YG「おー。そーかそーか。それはよかっ…」
NY「ユンギオッパ。
ナヨンをおよめしゃんにちてくだしゃい!」
YG「…、
え?」
こうして。
数々の爪痕を残し、夜、ナヨンちゃんはご両親連れられてこの家を去っていった。
YG「…疲れた。」
『はは、おつかれ。』
去る直前までユンギ君にアタックをし続けていて、ユンギ君は疲労困憊の様子だった。
うまくかわせばいいのに、ユンギ君はなんだかんだ優しいから。
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タハ - 最初からずーっと読ませていただいてますが、やっぱりこのお話は面白いです!! これからの主人公とソクジンさんの展開、とても楽しみです☆ (2020年5月18日 9時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
bts-vminkook - 私、このお話大好きです!♪ 皆の個性がうまく書かれてて 本当に面白くて元気出ます! 主人公ちゃんがふざけるのが 好きです!♪*w これからも頑張って下さい! (2020年4月23日 21時) (レス) id: 4f9c9c509a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - お塩50%さん» 何回も読んでくださったなんて、本当に嬉しいです!^_^続きについては、今ネタをまとめて少しずつ書き始めているので、近々公開できるかと思います!あと少しお待ちいただけると嬉しいです!(*^^*) (2019年12月16日 0時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
お塩50%(プロフ) - 何回か最初から読んでしまうほど面白い作品で、主人公とマンネラインの関係が結構好きで本当に読むたびに発狂させていただいてます。これからも更新してってください!ファイティン! (2019年12月14日 23時) (レス) id: e853a97352 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - たまごさん» たまご様 とてもとても嬉しいお言葉をありがとうございます(>人<;)そろそろキム家が恋しく思うので、また続き書かせてくださいね(*^^*)私からもサランヘヨ!!もう一度読んでくださってありがとうございます!! (2019年12月10日 0時) (レス) id: 5bc7eaedbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミロ | 作成日時:2019年9月8日 20時