おしゃれなんぞしても無駄 ページ12
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『は！！出遅れた！！』
止血して戻ってくると、すでにキム家の面々は海に入ってはしゃいでいるところだった。
うーむ。
太陽の光が反射してキラキラ輝く海も綺麗なんだけど、それ以上に美少年達の笑顔のなんと眩しいことよ。
天女の水浴びでもああはならんだろうよ。
あの中に身を落とすことに抵抗はあるが、体型は置いといて水着は可愛いやつを買った！
髪型も決まってるし、勝負はできるだろう。
『ふん！』
気合いを入れてパーカーを脱ぎ捨て、みんなの元へじゃぶじゃぶと向かっていく。
『みんな！ヌナもいーれーてっ！』
JN「あ！Aちゃん！危ない！」
TH「びよーん」
バッシャーーン！！
『…。
しょっぱい。』
HS「あははははっ！！」
NJ「ホソガ！わらったらヌナかわいそうじゃ、ぶふっ！！」
『…』
TH「ぺぺ！
ヒョン！もっかーいっ！！」
JK「つぎ、つぎはぐぅ！！」
先輩の手によって投げられたテヒョン君が目の前に落ちてきて、その水しぶきをもろに食らった私は頭からずぶ濡れになってしまった。
JN「Aちゃ…大丈夫？」
『っっうわーん！！』
JK「あ！ヌナー！！」
恥ずかしくてしょうがなくて、走ってその場を後にする。
おしゃれなんかしてきた私のばかもーん！！
浮かれよってからに！！
「あらあら、まぁまぁ。」
『おばさま…ぐすん。』
荷物置き場に向かうと、パラソルの下で本を読んでいた部長夫人が、ずぶ濡れになった私を見て目を見開く。
「せっかくおしゃれしてきたのにねぇ。
そうだわ。ふふ、こっちいらっしゃい。」
『？？』
にこにこと微笑む夫人の元へ行き、彼女の横に腰掛ける。
「ちょっと時間ちょうだいね。」
そう言うと、彼女は私の髪に触れ、見えないけれど手際よく結ってくれていってるのがわかる。
JK「おお〜っ」
『え、なに！？どうなってるの！？』
私の膝の上に乗るジョングク君が、結われていく私の髪を見て、目をキラキラと輝かせる。
「待ってね、もうすこし…
よし、できた！」
『！ありがとうございます！！』
「どうかしら？」
そう言って夫人が差し出してくれた鏡を覗き込むと…
『え！！
可愛い！！
すっごくすっごく素敵です！！』
「よかったわ〜」
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タハ - 最初からずーっと読ませていただいてますが、やっぱりこのお話は面白いです！！ これからの主人公とソクジンさんの展開、とても楽しみです☆ (2020年5月18日 9時) (
レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
bts-vminkook - 私､このお話大好きです！♪ 皆の個性がうまく書かれてて 本当に面白くて元気出ます！ 主人公ちゃんがふざけるのが 好きです！♪*w これからも頑張って下さい！ (2020年4月23日 21時) (レス) id: 4f9c9c509a (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - お塩50%さん» 何回も読んでくださったなんて、本当に嬉しいです！^_^続きについては、今ネタをまとめて少しずつ書き始めているので、近々公開できるかと思います！あと少しお待ちいただけると嬉しいです！(*^^*) (2019年12月16日 0時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
お塩50%(プロフ) - 何回か最初から読んでしまうほど面白い作品で、主人公とマンネラインの関係が結構好きで本当に読むたびに発狂させていただいてます。これからも更新してってください！ファイティン！ (2019年12月14日 23時) (レス) id: e853a97352 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - たまごさん» たまご様 とてもとても嬉しいお言葉をありがとうございます(＞人＜;)そろそろキム家が恋しく思うので、また続き書かせてくださいね(*^^*)私からもサランヘヨ！！もう一度読んでくださってありがとうございます！！ (2019年12月10日 0時) (レス) id: 5bc7eaedbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年9月8日 20時
