続★マシンヌンキム家 ３

キム家と電話 ページ1

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嘘…だろ？








釜山に出張に来ていたソクジン先輩と私。

日帰り出張のつもりが、嵐のせいで電車が止まり、帰れなくなってしまった。




















「「…子ども達！！」」







パッと先輩の方を向くと、おそらく私が今浮かべている表情と同じ顔をした彼と目が合う。







『…あは、』





ぴったり重なった自分達の声に、考えることは同じだなと思い、思わず笑ってしまう。


そんな私を見て先輩も少し恥ずかしそうに笑っていて。



JN「あはは、一瞬取り乱しちゃった。

僕達、ちょっと過保護すぎかな？」

『でも、大人抜きでの夜なんて皆初めてなんじゃ…』

JN「うん。でもユンギももう中学生だし、大丈夫だとは思うけど…
とりあえず連絡しなきゃ。あれ、携帯どこだ？」

『あ、私かけます！』





















prrrrrr




















《あいっ》









『？？』












受話器から聞こえた予想外の人物の声に、驚いて間抜けな声が出る。











『…え、ジョングク君！？』

JK《えー！ヌナー？？》



電話口できゃはきゃははしゃぐ声に、とりあえず機嫌は良さそうで安心する。



JK《ヌナとヒョンまだおしごとなの？》

『うん、そうなんだ。ごめんね。』

JK《いーよー。あとなんびょうでおうちかえってくるの？》







秒。








『えーと、えーと、』

JK《ぐぅね、もうねー、さみしいな…》

『はうっ！！』



さみしんぼ攻撃に射抜かれて膝をついていると、何やら電話の向こうが騒がしくなる。



〈あ、グガーっ！かってにおでんわしちゃだめでしょー！？〉

JK《あ、やー！》

『え、あれ、何！？』






























〈もしもしこちらキム・ソクジンです。
せーるすおことわりです。あやしいつぼはかいません。〉

『テヒョン君だね？』

いっぱいいっぱいなんです→

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