二十話 ページ20
『ユンギ、次は…？』
YG「お疲れ様です。今の者が最後でした。」
『終わ……ったーーー！！』
YG「急に気ぃ抜きすぎです。
…皇子も。」
「「へ？」」
終わりだと聞いた途端に、思い切り伸びをする兄様と私に白い目を向けるユンギ。
だって、もうすっごい肩こったし、無理やり貼り付けていた笑顔に、顔の筋肉もどうにかなりそうなんだもん。
SJ「だって、肩こったんだもん！」
私が思ったことを喚く兄様の姿を見て、かっこ悪いと思ったから言わなかったけど。
YG「じゃ、まぁこの後少しだけ休憩してもらって。すぐに宴が始まりますから。」
『休憩してもいいの！？』
YG「少しだけですからね？すぐ戻って来てくださいよ〜ってもういねぇ。」
SJ「若いなぁ〜。」
服の裾を踏まないよう、汚さないように注意しながら城内を走る。
ジョングクったらどこにいったんだろう？
愛しの弟を、朝から見ていないせいか、どうも調子が出ない。
もしかしてまだ城に来ていないのかな？
屋敷まで行ってしまおうか？
そう思い、城の外へ出ようとした時だった。
TH「お姫様！」
『あれ、テヒョン？』
TH「どうしたの？今からお祝いでしょ？」
『うん、そうなんだけど…あ、ねぇジョングク見なかった？』
TH「ジョングク？見てないよ。」
『そっかぁ…。』
TH「あ、そうだ、ちょうどよかった。ちょっと待ってね。」
彼はそう言うと、連れていた馬の積荷をほどき、何やら物色し始める。
あった！
と嬉しそうな声を出すと、こちらへ戻ってきた。
TH「目瞑って。手、出して。」
『うん？』
言われたとおりにすると、パサッと何かを手の上に置かれた感触に思わず目を開ける。
『え！これは？』
TH「あー、まだ目開けていいって言ってないでしょー？」
『だって。どうしたの…このお花。』
彼から渡されたのは、それは可愛らしい花束で。
見たことのない種類の花々に、自然と笑顔が溢れる。
TH「お誕生日のお祝い。今、摘んできたの。」
そう言って、少しだけ照れ臭そうに笑うテヒョンに、心が温かくなるのを感じる。
『…ありがとう！！嬉しい！！』
私を見て、少し驚いたような顔をした後、彼はもう一度深く微笑む。
そして…
ちゅ
『え？』
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ミロ(プロフ) - TENNさん» TENN様 実は…暁のヨナ大好きです(^^)おそらくめちゃくちゃ影響受けてるし参考にしてます！（ ; ; ）ヨナみたいなファンタジー要素がないのでこの先違ってきちゃうのですが…、楽しんでいただけると嬉しいです（^人^）わー、テンションあがっちゃいました（笑） (2019年10月30日 8時) (
レス) id: 5bc7eaedbd (このIDを非表示/違反報告)
TENN - もしかして暁のヨナ読まれてますか？読んでいて通ずる所があったのでもしかして、と思ったんですが（´-`）.｡oO私も宮廷物？の話が好きなのですごく面白く読ませて貰ってます(*^^*) (2019年10月30日 2時) (レス) id: 8a45b3191e (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - Agust dさん» わ！投票ありがとうございます！(´；ω；`)この主人公はいい子にしよういい子にしようと気をつけたので、そう言っていただけて嬉しいです(o^^o)ユンギペンなのですね！素敵なお名前だと思っておりました！ちょこちょこ登場ですが、このお話のユンちゃん気に入ってます笑 (2019年10月21日 21時) (レス) id: 5bc7eaedbd (このIDを非表示/違反報告)
Agust d(プロフ) - ちょうど300票目を入れさせていただきました。 姫のような純粋無垢の女性は素敵で憧れます！ 誰とくっつくのかが楽しみです♪ ユンギペンなのでユンギとの絡みも楽しみに読んでいこうと思います！ (2019年10月21日 13時) (レス) id: fea73733b9 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - ムンバイさん» ムンバイ様 えーー！？！？嬉しすぎます…！！震えながら更新してるので、本当に励まされます…！！ありがとうございます！（ ; ; ） (2019年2月23日 21時) (レス) id: e396746b53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミロ
| 作成日時：2019年2月14日 23時
