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そういう思いがあって、あの食堂で働いていたの。
 






馬鹿な私。

いつもうじうじして。


落ち込んでる暇があれば、彼に思いを伝えるくらいすればいいのに。


 


まだ半分、夢の世界に居ながら、

おでこに伝わったひんやりとした感覚に現実へと引き戻される。


 

お母さんかな?

そう思って、ゆっくりと目を開けて、

目の前にいる人物が誰だかわかった瞬間、再び意識を飛ばしそうになった。



 





 



 



 







『嘘…、

どうして…っ。』

「おばさんに、倒れたって聞いて。」



 
そう言って、勝手にごめん、と謝るのは夢にまで見た愛しい人。

 
お母さん…。

あとで文句を言わないと気が済まない。


この部屋の有様を知っているだろうに…!!
 


 
だけど、それよりもジョングクさんがこの部屋にいること自体がとんでもないイレギュラー。
 

嬉しいのか悲しいのかもう、訳がわからないよ。
 









 

『ジョングクさん…あの…

これは…』

JK「…うん。

俺から聞いても良い?」

『え…?』

JK「もしかして、

違ったらごめん。

 

でも、…、

Aさん、俺のファンだったりする?」







 






 





 









 







 


『…もしかしなくても、そうです。』


 


 

ていうか、壁中に貼られた彼のポスターが、そうだと物語っている。

それでも疑ってしまうくらい、私の彼に対する態度はひどかったんだろうか。


 
嫌いな相手に好かれているというのはどんな気分なのだろう。

それでも、最近は前に比べて少しだけ打ち解けてきたような気がしていた。



 





 






 

これが最後のチャンスなら、私はもっとあなたに伝えたいことがある。

決心して、彼の顔を見上げる。








 








 




 






『…、

ジョングク、さん…?』


 




JK「…、え…?」



 





 









どうして…。









 





 



 




 



 








『どうして、泣いてるんですか?』

26【JK】→←24



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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
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ミロ(プロフ) - nanaさん» まじですか??嬉しいなぁ!!ありがとうございます!(*^^*) (2020年2月1日 16時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - にーなさん» とんでもないです!!(//∇//)ありがとうございます!(´∀`*) (2020年2月1日 16時) (レス) id: 5d7ae6ba18 (このIDを非表示/違反報告)
nana(プロフ) - 最高です泣 (2020年1月25日 20時) (レス) id: 1c8c31250d (このIDを非表示/違反報告)
にーな - ほんとうに天才ですね!!! (2020年1月11日 16時) (レス) id: f81ba2038e (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - Miyuさん» Miyu様 キミが〜読んでいただけたのですね?すごくすごく嬉しいです(>人<;)彼らの台詞ってなんだか私の中で勝手にイメージがあって(笑)でもそれを好きになっていただけて感激しております!暖かいお言葉でこれからも頑張れます!ありがとうございます! (2020年1月6日 23時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミロ | 作成日時:2019年12月29日 21時

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