小姑の笑み ページ44
『そ、それじゃ、先輩、わわ、私の部屋に行きましょうか…っ』
HS「ヌナ、やるならちゃんとやってよ。」
『ぅえ!?』
HS「ヒョンも何赤くなってんの?」
JN「え!?!?」
ユンギ君の代わりに突っ込み役を担ってくれたホソク君が、私達2人を交互に見てしらっとした顔を向ける。
『だって、なんか冗談でも子ども達の前でこんなこと言ってしまってもいいのかって色々考えちゃうわけでして…
ぎゃ!!』
TH「…。」
ドアの隙間から覗くテヒョン君と目があって、思わず仰け反る。
私とソクジン先輩をチラチラっと見て、
ふっと息を吐くように笑うと、パタリとドアを閉めてまた部屋に立て籠もってしまった。
『おらぁぁぁあ!!
なんだ今の笑いは!?バカにしたのか!?バカにしたんだろ!?!?』
JN「ちょ、Aちゃん、落ち着いて!!」
どんどんとドアを叩く私を、必死に止める先輩。
あの目は、【テテはまいにちじんひょんといっしょにねてるけど?】の目だった。
ちくしょぉおお!!
うらやましいぃいい!!
バンッ!!
『グフッ!!』
NJ.HS「「うわぁ…。」」
JN「わぁ!!Aちゃん!?」
突然開いた扉が、顔面に直撃した。
痛い痛いふつうに事故。
TH「ジンヒョン!!」
だけど、事故の元凶の今にも泣きそうな顔に痛みなんぞはどこかへ飛んでいってしまう。
JN「どうしたの?」
TH「タナがへんなの…っ。どうしよう!」
そう言って彼が抱っこして見せたヨンタンは、確かに荒い息を繰り返し、尋常じゃない様子。
JN「ほんとだ…。
この時間なら…、
テヒョン。」
TH「ヒョン、どうしよ、タナが…」
JN「テヒョンア。泣いてたってこの子は良くならないよ。お前がお兄ちゃんなんだろ?」
TH「ん、そう。」
JN「なら、この子を守ってあげなきゃ。
ほら、今から病院にいくから、ちゃんとその子抱っこしてきてあげてね。」
TH「…わかった!」
『!私も行きます!』
JM「ぼくも!」
JN「ジミンはヒョン達と一緒に待ってな?」
JM「んーん、」
ジミン君は、リビングを指差す先輩にプイプイと首を振ると、テヒョンの君の着ているTシャツをキュッと握りしめる。
JM「テヒョンアないてるもん…。ぼくいっしょがいい。」
TH「ジミナ。」
ううう。
泣かすんじゃないよ!!
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えみ♪♪(プロフ) - ミロさんの作品は全部何度も読み返してます。とても大好きです!! (2021年8月25日 22時) (レス) id: 004a0e4a1a (このIDを非表示/違反報告)
タハ - 新しいキャラクター、待ってました!! どうやら今の展開で行くと、ソクジンさんとライバルになりそうですね! 楽しみです☆ 私も大好きです!! (2020年5月17日 17時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
さいとー。 - なんなんですか!?この最高の話は!!!ジミンちゃんの骨拾うとかちょいちょい出てくる言葉にセンスしか感じません!笑 (2020年4月27日 18時) (レス) id: 577906deae (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - まかろん1106さん» わ!わ!わ!えーん!!嬉しすぎてどうしましょうかっっ!!本当にこんなふうにいただける暖かいお言葉に支えられて毎日楽しくお話書かせていただいてます(T-T)こちらこそありがとうございます!(>人<;)これからも何卒よろしくお願いします…!! (2020年1月5日 11時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん1106(プロフ) - ミロさん!突然ですが私、ミロさんが書くお話…ほんっっとに好きでして、もう、毎日ミロさんの色んなお話読ませてもらってるんですが、もう依存するくらい素敵な作品ばっかりで感動してます!笑 (2020年1月3日 1時) (レス) id: 874c25485a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミロ | 作成日時:2019年5月8日 19時