検索窓
今日:77 hit、昨日:123 hit、合計:1,984,294 hit

思春期ユンギ君 ページ40

JN「この後は教科書買って、その後ユンギと合流して帰るだけだね。とりあえず教科書を、」

『あ、私買ってきますよ!』

JN「え、でも重いよ!?」

『平気です!それに先輩今、手が離せませんもん…。』

JN「…確かに。」




先輩は、
式の間に飽きて眠ってしまったジョングク君を背負っている。

ぷうぷうと寝息を立てる彼はまだまだ起きそうにない。




NJ「僕、手伝うよ!」

HS「俺も!」

『だいじょぶだいじょぶ!並ぶと思うし疲れるから先輩と待っておいで。』











































『待って。ここどこ。』


いや、まさか迷うなんて思ってなかったんだよ。








教科書を買うまでは良かったけれど、
先輩たちの元へ戻る途中で、校舎の中でなんとまぁ道に迷ってしまった。




『おっかしーなぁ。

てかこの学校広すぎるよ!』




教科書重いし。

こんなことならナムジュン君達についてきてもらった方が良かったかなぁ…。

そう、後悔しかけた時だった。












YG「Aヌナ!」

『あ、ユンギ君!?』




向かいから走ってきたユンギ君に、助かったと神様に感謝する。




YG「なにやってんの?」

『いやぁ、まさかの迷子になりまして。』

YG「ばか。テヒョンのこと言えねぇぞ。」

『おっしゃる通りで。』




とほほ。

相変わらず皆の前でヌナらしく出来ない私。

もっとしっかりしたいぜまったく。




『どうしてユンギ君、私がここにいるってわかったの?』

YG「向こうの校舎からヌナがうろうろ歩いてるのが見えたから。」




そう言って彼が指差すのは、今いる校舎の向かい側にある別校舎。




『あ、ほんとだ。こっちから見えるねぇ。


ん?てか、まだ教室に皆いるみたいだけど!?』

YG「別にいーよ。大した話してなかったし。」



そう言って、私が両手に持っていた紙袋の1つをすっと奪い取る。




『重たいからいーよ!私が持つ!』

YG「重たいから俺が持つんじゃん。」

『だめだよ。子どもにこんな荷物持たせるわけにはいかないから…!』



スタスタ歩いていこうとする彼にそう言うと、
ゆっくりと振り向いた彼はとても不機嫌そうで。

























YG「俺、もう子どもじゃないと思うけど。」






そう言って、私の方へと一歩近づく。

子どもじゃん→←大人の階段



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1106 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3496人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ソクジン   
作品ジャンル:ラブコメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

えみ♪♪(プロフ) - ミロさんの作品は全部何度も読み返してます。とても大好きです!! (2021年8月25日 22時) (レス) id: 004a0e4a1a (このIDを非表示/違反報告)
タハ - 新しいキャラクター、待ってました!! どうやら今の展開で行くと、ソクジンさんとライバルになりそうですね! 楽しみです☆ 私も大好きです!! (2020年5月17日 17時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
さいとー。 - なんなんですか!?この最高の話は!!!ジミンちゃんの骨拾うとかちょいちょい出てくる言葉にセンスしか感じません!笑 (2020年4月27日 18時) (レス) id: 577906deae (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - まかろん1106さん» わ!わ!わ!えーん!!嬉しすぎてどうしましょうかっっ!!本当にこんなふうにいただける暖かいお言葉に支えられて毎日楽しくお話書かせていただいてます(T-T)こちらこそありがとうございます!(>人<;)これからも何卒よろしくお願いします…!! (2020年1月5日 11時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん1106(プロフ) - ミロさん!突然ですが私、ミロさんが書くお話…ほんっっとに好きでして、もう、毎日ミロさんの色んなお話読ませてもらってるんですが、もう依存するくらい素敵な作品ばっかりで感動してます!笑 (2020年1月3日 1時) (レス) id: 874c25485a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミロ | 作成日時:2019年5月8日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。