いっちねんせいっ♪ ページ38
TH「ジミナーーーー!!」
JM「テヒョンアーーーー!!」
JN「ちょ、もう、お前たちいい加減にして…っ」
『え、うそ、力強…!?』
JK「きゃははは!」
クラス分けで離れてしまったジミン君とテヒョン君。
それぞれの教室に入らなければならないのに、
離れるのを良しとしない2人は、
互いの両手をがっちり掴み、全く離れようとしない。
故に、先輩と私で抱っこして無理やり引き剥がそうとしているが、それでもビクともしない。
TH「あっ!ジミナーーーー!!
いやぁぁぁあぁぁあ!!!」
JM「テヒョンア…」
ようやっと2人の手が離れ、教室へと向かうソクジン先輩の肩越しに見えたテヒョン君は、ジミン君の方へと手を伸ばし、顔を真っ赤にして泣いていた。
あんたそんな、今生の別れでもなかろうよ…。
JM「テヒョンアぁ…。」
JK「ジミニヒョン?」
こっちはこっちで、泣き叫びながら遠ざかっていくテヒョン君を見て、今にも泣きそうになっている。
JK「ジミナぁ、よしよし。」
そんな彼を、見て自分も瞳を潤ませながら慰めるジョングク君。
本当に。
キム家の双子の仲の良さといったら他に類を見ない。
まぁ、保育園とは違って、これからは教室で授業を受ける時間が長くなるわけだから、
自然と離れ離れの時間が多くなるもんね。
それを本能的に感じ取ったのだろうか。
『あ、ここだ。ほら、これがジミン君のお席だよ。』
JM「ぼくのつくえ?」
『そう。あ、こらジョングク君が座らないの。』
JK「ぐぅのいしゅは?」
JM「ん。いいよ、ぼくのいすグギにあげる。」
JK「あざしゅ!」
『あざすじゃないよ。ジョングク君はヌナと一緒に後ろ。ジミン君、ちゃんと先生のお話聞くんだよ?』
JM「うん!」
教室の後ろまで行き、席に着く子どもたちを見ると、他の子に比べるとジミン君は一回りくらい小さくて。
急激に、いじめられたりしないか心配になってきた。(目覚めるモンペの人格)
・
それから、数日後。
HS「わ!ユンギヒョンちがう人みたい!」
YG「大袈裟だろ。」
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えみ♪♪(プロフ) - ミロさんの作品は全部何度も読み返してます。とても大好きです!! (2021年8月25日 22時) (レス) id: 004a0e4a1a (このIDを非表示/違反報告)
タハ - 新しいキャラクター、待ってました!! どうやら今の展開で行くと、ソクジンさんとライバルになりそうですね! 楽しみです☆ 私も大好きです!! (2020年5月17日 17時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
さいとー。 - なんなんですか!?この最高の話は!!!ジミンちゃんの骨拾うとかちょいちょい出てくる言葉にセンスしか感じません!笑 (2020年4月27日 18時) (レス) id: 577906deae (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - まかろん1106さん» わ!わ!わ!えーん!!嬉しすぎてどうしましょうかっっ!!本当にこんなふうにいただける暖かいお言葉に支えられて毎日楽しくお話書かせていただいてます(T-T)こちらこそありがとうございます!(>人<;)これからも何卒よろしくお願いします…!! (2020年1月5日 11時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん1106(プロフ) - ミロさん!突然ですが私、ミロさんが書くお話…ほんっっとに好きでして、もう、毎日ミロさんの色んなお話読ませてもらってるんですが、もう依存するくらい素敵な作品ばっかりで感動してます!笑 (2020年1月3日 1時) (レス) id: 874c25485a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミロ | 作成日時:2019年5月8日 19時