ピッカピッカの〜 ページ37
『あんれ〜。やっぱこの服ジミン君にはちょっとおっきかったかな?』
JM「え〜?」
TH「ジミナ〜かっこい〜!」
JM「テヒョンアもかっこい〜!」
おそろいの子ども用スーツを身にまとった双子は
お互いを褒めあっては朝からニコニコしている。
『ジミン君おいで。お袖折ってあげるから。』
JM「は〜い。」
『ぬ。これでもまだ長いな。んーまぁいっか!』
JM「??」
うん、萌え袖可愛いし。
オッケーオッケー。
「「入学おめでとうございまーす。」」
満開の桜が咲く今日は、
ジミン君とテヒョン君の小学校の入学式。
『あ、こら、テヒョン君スーツ脱がないで!』
TH「テテあつーい。」
ジャケットを脱ぎ捨てて校庭へと走っていこうとするテヒョン君を慌てて捕まえる。
JN「テヒョンア、おまえもナムジュンとホソクにお花つけてもらいな。」
JM「テヒョンアみてー!
ナムヒョンがつけてくれたの!」
ナムジュン君とホソク君は、今日は小学校の手伝いをしにきていて、新一年生のみんなに1人ずつお花をつける仕事をしていた。
パシャ!
パシャパシャ!!
YG「出た。特大カメラ。」
『2人の勇姿をしっかり納めねば…!!』
まだまだ園児のような新一年生にお礼を言われ、照れ臭そうにする2人が可愛くてたまらない。
JK「ホソギヒョン、ぐぅにもおはなちょーだい?」
『これこれ。』
いつのまにか私の隣からいなくなってたジョングク君が、ホソク君に向けて両手を差し出している。
HS「しょーがないなー!特別ね!」
『いいんかーい。』
うちの男どもは総じて末っ子に甘いよね!
私も人のこと言えないけどね!
と、くいくいとスカートを引かれて俯くと、
にこにこ笑顔のジミン君と目が合う。
JM「ヌナー!」
『ん?どうしたの?』
JM「しゃがんでみて?」
『?』
言われた通り彼の目の前にしゃがむと、
先程ナムジュン君にもらっていた花をそっと私の髪に添える。
JM「ふふ。ヌナ、おひめさまみたいだねぇ?」
ぎゃっふーーーん!!
最近のこのお花攻撃は一体どこで覚えたの!?
あまりの愛しさに我慢できず、力一杯抱きしめる。
JM「きゃーっ」
『ねぇ、ユンギ君、めちゃくちゃかわいいんだけどこの子。なんなのこの子!!
皆さん!この可愛い子うちの子でーーす!!』
YG「うるせぇ。」
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えみ♪♪(プロフ) - ミロさんの作品は全部何度も読み返してます。とても大好きです!! (2021年8月25日 22時) (レス) id: 004a0e4a1a (このIDを非表示/違反報告)
タハ - 新しいキャラクター、待ってました!! どうやら今の展開で行くと、ソクジンさんとライバルになりそうですね! 楽しみです☆ 私も大好きです!! (2020年5月17日 17時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
さいとー。 - なんなんですか!?この最高の話は!!!ジミンちゃんの骨拾うとかちょいちょい出てくる言葉にセンスしか感じません!笑 (2020年4月27日 18時) (レス) id: 577906deae (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - まかろん1106さん» わ!わ!わ!えーん!!嬉しすぎてどうしましょうかっっ!!本当にこんなふうにいただける暖かいお言葉に支えられて毎日楽しくお話書かせていただいてます(T-T)こちらこそありがとうございます!(>人<;)これからも何卒よろしくお願いします…!! (2020年1月5日 11時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん1106(プロフ) - ミロさん!突然ですが私、ミロさんが書くお話…ほんっっとに好きでして、もう、毎日ミロさんの色んなお話読ませてもらってるんですが、もう依存するくらい素敵な作品ばっかりで感動してます!笑 (2020年1月3日 1時) (レス) id: 874c25485a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミロ | 作成日時:2019年5月8日 19時