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大事なもの ページ12

『どの辺で落としたか心当たりある?』

NJ「電車降りた時に一回使ってる!」



だとすれば、落としてからそんな時間は経ってないよね。




『じゃあ、わたしは駅の方行ってみるから、ナムジュン君はここからユンギ君達がいる店までを探して。』

NJ「うん!」

JK「うん!」
























え?







ピッと手を上げて元気よく返事した幼児を二度見する。










『え、待って。

なんでジョングク君がここにいるの?』

JK「おいかけたの!」



にこーっと笑う彼に全私が降参した。






































『見つからないなぁー。』

NJ「ヌナ、あった?」

『ないよー。』

JK「ぐぅ、おなかすいた。」




探し始めてしばらく経つけど、携帯が見つかる気配は一向にしない。





NJ「もう、見つからないのかな…」

『もうちょっと探してみよ!』

NJ「ほんっとーにごめん!大事なものなのに。」

『…でも、ナムジュン君にとっても大事でしょ?』

NJ「え?」



先輩と連絡が取れないのはまずいけど、
いざとなればテヒョン君(GPS)がいる。

合流できないことはないだろう。



だけど、



『あの携帯には、今日ナムジュン君が録音した音達が入ってるもん。』

NJ「!

そんなの…」

『そんなのじゃないよ!
携帯はまだ買えばいいけど、それはもう二度と同じようには録れないから。

…だから、もう少しだけ探してみよ!』

NJ「…うん!」








わたしの大好きなえくぼを見せて、にっこり笑ってくれたナムジュン君に私も笑い返す。





っしゃ!!

絶対見つけてやるからな!!































「すみません!」
















『はい!?』












気合いを入れ直したところで、後ろから肩を叩かれて振り返る。






と、

そこにはとても背の高い、綺麗な男の子が立っていた。




「あの、もしかしてこれあなたのですか?」

『あ!!』




彼の手の中にあったのは、間違いなく私の携帯で、
その証拠に、携帯の裏側にはこの間皆で撮ったプリクラがでかでかと貼られている。




『そうです!私のです!!』

「良かったー!この写真見て、わかったんです!!」





うぉおおお!
プリクラ貼っててよかったぁぁあ!!!







『ありがとうございます!ありがとうございます!』

「じゃ、これお返ししますね。」

『あ、はい、』














ばちん!!

笑顔が素敵な人→←少女漫画的なヒーロー的な



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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , ソクジン   
作品ジャンル:ラブコメ
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えみ♪♪(プロフ) - ミロさんの作品は全部何度も読み返してます。とても大好きです!! (2021年8月25日 22時) (レス) id: 004a0e4a1a (このIDを非表示/違反報告)
タハ - 新しいキャラクター、待ってました!! どうやら今の展開で行くと、ソクジンさんとライバルになりそうですね! 楽しみです☆ 私も大好きです!! (2020年5月17日 17時) (レス) id: ee578eb3c2 (このIDを非表示/違反報告)
さいとー。 - なんなんですか!?この最高の話は!!!ジミンちゃんの骨拾うとかちょいちょい出てくる言葉にセンスしか感じません!笑 (2020年4月27日 18時) (レス) id: 577906deae (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - まかろん1106さん» わ!わ!わ!えーん!!嬉しすぎてどうしましょうかっっ!!本当にこんなふうにいただける暖かいお言葉に支えられて毎日楽しくお話書かせていただいてます(T-T)こちらこそありがとうございます!(>人<;)これからも何卒よろしくお願いします…!! (2020年1月5日 11時) (レス) id: 990117c315 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん1106(プロフ) - ミロさん!突然ですが私、ミロさんが書くお話…ほんっっとに好きでして、もう、毎日ミロさんの色んなお話読ませてもらってるんですが、もう依存するくらい素敵な作品ばっかりで感動してます!笑 (2020年1月3日 1時) (レス) id: 874c25485a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミロ | 作成日時:2019年5月8日 19時

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