250話 ページ5
天空の支配者が飛来する
｢失敗がなんだ、俺は、飛鷹征矢だｯ!!｣
切り裂いた空間から溢れ出る風にアフロディ、南雲、涼野が敗れ、カオスブレイクはまたしても阻止される
｢ナイス飛鷹〜!!｣
飛鷹の新技に気を取られボールを奪われてはいけない。新たな砦を背に私も走る
｢ちゃんと決めろよｯ!｣
｢もちろんｯ!!｣
あきおが蹴ったボールを蹴り上げ、地面に足を付き再び跳躍をすれば辺りに星々が顔を覗かせる
｢くらいやがれ!!｣
輝く一等星
｢カペラの奇勝ｯ!!｣
空高くから飛来する一筋の光に何度も張り手をさせる暇を与えず、私のシュートはKPを吹き飛ばした
｢ヤッター！！！！！｣
｢ナイスシュートでした！！！｣
走ってくる虎丸くんにハイタッチ
｢今の外したら最高にダサかったぜ｣
片手をあげるあきおに渾身の力でハイタッチ
｢よくやった｣
ニンマリ笑う鬼道にハイタッチ
｢…｣
｢次は、修也と虎丸くんの番だねｯ!｣
｢！｣
隠し事をしている修也に一言、握りこぶしを突き出し、私は歓声の中、フィールドを走り回り嬉しさを体現する。｢無闇に体力を使うな!｣って鬼道の叫びが聞こえた瞬間辞めた。
｢豪炎寺さん、言われましたね｣
｢…そうだな｣
｢豪炎寺さん…｣
＊
切り替えよう。同点に追いついただけ、まだ試合は終わっていない
鬼道とあきおの2人がかりのDFがアフロディに突破され、私もあえなく進軍を許してしまった
壁山も新必殺技で対抗するも、山より高く飛び上がりゴール前に。もう邪魔をする人は円堂だけ
｢｢｢カオスブレイクｯ!!｣｣｣
三度目の正直
羽をまきちらしやってくる三原色は俯く守護神に真っ直ぐ向かうが、その闘志は決して消えていない
｢一緒に、行くんだｯ!!｣
魔人の拳が振り落とされ、シュートが完封された
進化したんだ
｢世界へ行くのがどっちか、ここからが勝負だ!｣
みんな、いくぞ!!
同じ願いを抱えながら走る
｢ヒロトｯ!｣
｢届けっ!｣
1人抜く際に足を引っ掛けられ体勢を崩すものの、何とかパスを繋げる
｢豪炎寺さんｯあれを!｣
｢いくぞｯ!!｣
咆哮を轟かせる虎
｢タイガーｯ!｣
｢ストームｯ!｣
決まらない連携技、2人の技
｢豪炎寺ｯ!!｣
｢いけ!俺たちの挑戦が、このまま終わっていいわけがないだろｯ!!｣
鬼道が力強く叫ぶ
｢あぁ!｣
｢豪炎寺さんッ｣
｢いくぞ虎丸ｯ!!｣
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調味料(プロフ) - こころさん» ありがとうございます!自分のペースになりますがこれからも頑張ります! (2021年2月8日 10時) (
レス) id: 6e1f936d79 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 面白かったです。もしよかったら更新してください！続き楽しみにしてます (2021年1月19日 0時) (レス) id: eb962bcdd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：調味料 | 作成日時：2021年1月2日 11時
