275話 ページ32
｢皆戻れ！！｣
3人の連携で全体的に前に上がっていたチームのゴール付近は手薄になってしまっている。攻撃が失敗してしまった今、チームKのカウンターを何としても防がないと！！
｢俺たちチームKこそ総帥の理想、究極のチーム！｣
｢そしてこれが、究極のシュート！！｣
軽い音で指笛が聴こえたかと思えば見覚えのあるペンギンが五匹、振り上げたデモーニオの脚に一斉に食らいつく
｢皇帝ペンギンX！！｣
｢怒りの鉄槌っ｣
赤く禍々しいシュートに神の裁きを下そうと飛び上がるも、シュートのスピードが予想以上に早く、長いタメを必要とするその技は不発に終わり、円堂の伸びた背中をボールがめり込み身体ごとゴールネットに押し込んだ
｢今の技は…｣
｢皇帝ペンギン1号、｣
｢いや、それ以上だ！それ以上のはずなのにアイツは…｣
｢打つだけで消耗する未完成の技と一緒にするな｣
佐久間達の呟きを聞いてきたデモーニオが自信満々に口を開く
｢究極のペンギン…そう、皇帝ペンギンX！そして、
俺が、究極だ！！｣
｢私はこのチームで世界を頂点を極め、全てのサッカーを否定し、破壊する！｣
｢お前たちは決別した過去に、未来を破壊されるのだ！！｣
佐久間を壊した忌むべき禁忌の技、"皇帝ペンギン1号"を超えた"皇帝ペンギンX"の出現。1点リードされた状態で前半が終わってしまったけれど、数回打って足が折れる技の上位互換を、やすやすとノーリスクで打てるのだろうか、、。
そんなわけないと私は思うけれど…。
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←274話
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 103人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
調味料(プロフ) - こころさん» ありがとうございます!自分のペースになりますがこれからも頑張ります! (2021年2月8日 10時) (
レス) id: 6e1f936d79 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 面白かったです。もしよかったら更新してください！続き楽しみにしてます (2021年1月19日 0時) (レス) id: eb962bcdd2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：調味料 | 作成日時：2021年1月2日 11時
