258話 ページ14
エドガーさん率いるナイツオブクイーンとの試合がもうすぐ始まる
昨日のパスが使えるだけの余裕が私にも、皆にもあるかな…まあいっか！
会場まで船で移動らしい。恐ろしいぜ、FFI
｢今日の夜ご飯なんだと思う〜?｣
｢能天気な奴だな｣
｢私の予想はミートスパ!｣
頭の後ろで手を組んでスカしてるあきおの横で私は景色を見ながら話しかけていた
｢今回のスタンティングメンバーを発表する｣
監督の声で賑やかな場がスッと緊張感を取り戻す
｢FW、豪炎寺、宇都宮｣
｢MF、鬼道、風丸、基山、土方｣
｢DF、壁山、綱海、飛鷹、A｣
｢GK、円堂｣
呼ばれた。今回は最初からフィールド入りだ
｢また、ベンチかよ｣
｢リザーブは、休みという意味だ｣
てことは、あきおも後々交代で入ることか!
｢あきお!頑張ろう!!｣
｢Aチャンと交代かもなァ??｣
｢嘘、泣いた｣
ウミヘビスタジアムという場所に来た。観客があまりにも多い。本戦だから、国と国との戦いだから、予選よりも遥かに人が多い。主にイギリスの応援の人。ユニフォームも着て、ナイツオブクイーンって叫び声も聞こえる。
この人達の前で私、サッカーするのか、、。
｢完全に俺たちアウェイだぞ…｣
かっこいい姿キメないと!!
日本からキックオフ。ああああ武者震いッ
鬼道達が素早く攻め込んでいく中、私は待機を選んだ。
遠い距離ほど強いシュート、ゴール前で取られたりしたら大変だ。
1度、蛇のような人にカットされた。そこからナイツオブクイーンのエンジンもかかってパスが何度もちぎれる
｢通さねぇぞ!｣
綱海のDFもあっさり抜けられ最前線の白髪の人がエドガーさんからパスを受け取りシュートを蹴り込む
｢円堂の出番はまだだよ｣
鋭いコースでもたかがノーマルシュート、GKだって体力勝負なところがある中、無駄に消耗させてしまうのは後々不利になる
｢なかなか頑張っているじゃないか｣
｢世界だよ?頑張るしかない!!｣
下がっていた鬼道にヒールで大きな円を描くようにパスを出せば、魅せるプレーに歓声が沸き起こる
｢試合は応援の人も楽しくないと!!｣
鬼道から虎丸君にパスが通り、ゴールへのシュートラインが虎の目に見えた
｢よし！｣
｢ストーンプリズンｯ!!｣
走る虎丸君と並走するように岩が隙間なく登場し、更には追い抜かれ、ついには出口を絶つ
｢受けてみろ、聖なる騎士の剣を!｣
剣の力を脚に宿しエドガーさんが舞う
｢エクスカリバーｯ!!｣
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調味料(プロフ) - こころさん» ありがとうございます!自分のペースになりますがこれからも頑張ります! (2021年2月8日 10時) (
レス) id: 6e1f936d79 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 面白かったです。もしよかったら更新してください！続き楽しみにしてます (2021年1月19日 0時) (レス) id: eb962bcdd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：調味料 | 作成日時：2021年1月2日 11時
