心の叫び ページ15
貴｢良く聞きなさい、一星君。｣
一｢.......は、はいっ｣
貴｢貴方はどうしたいの。人にどうしたらいいか聞く前に自分の思いをよく考えて、ちゃんとはっきり言いなさい。｣
一｢っ.......俺は..、光を助けたい.......。でも....、もうこんなサッカーをやりたくないんだ.......！だけどやらないと光が助からない.......！｣
貴｢それで、私にどうして欲しいの。｣
一｢それ....は、｣
貴｢貴方は私に一言言えばいいのよ、たった一言を。｣
紅蘭のその言葉に一星は今まで誰にも言ったことがなかった言葉を口に出す。それも泣きながら、必死に彼女に伝える。
一｢...................助けて.......助けてAさんっ.......！｣
一星の思いを受け取った紅蘭は力強く一星を、、、否、大事なこの世界での弟を抱きしめ 自分も涙を流す。
貴｢そうっ.......私は貴方からその言葉を待ってたの.......！やっと言ってくれた.......ちゃんと受け取ったわ、貴方の心の叫びを｣
一｢うぅっ.......、Aさんっ.......！｣
貴｢よしよし、辛かったわよね、悲しかったわよね.......！もう大丈夫だから、私が貴女を.......いいえ、貴方達を助けてあげるから｣
一｢Aさんっ.......！｣
一星は紅蘭に抱きつき声をあげて泣く。
そんな彼を紅蘭は愛おしそうに抱き締め返し、泣き続ける彼の頭を優しく撫でる
しばらくすると、一星は落ち着きを戻した為、紅蘭はこれからの事を話始める。
貴｢一星君、とりあえず今はオリオンに従って欲しいの。辛いと思うけど、貴女を助けるために少し我慢をして欲しい。｣
一｢.......分かりました..。｣
貴｢それで、オリオンに何を指示されたかを私だけにこっそり教えてくれないかしら？｣
一｢え、でも.......知られたとバレたらAさんがっ.......！｣
貴｢大丈夫。私には後ろ楯がいるから、ね？｣
一｢.......分かりました。それとAさん.......。｣
貴｢ん.....？｣
一｢今まですみませんでした.......！！俺はAさんに｢もう気にしてないわ、だから謝らないで。｣っ、で、でも！｣
貴｢いいの、私も貴方に酷いこと言っちゃったし、チャラにしましょ？｣
一｢.......分かりました....。｣
貴｢ふふっ、さてさて！もう寝る時間になったわ、｣
一｢もうそんな時間でしたか.......、Aさんお邪魔しました、そしてありがとうございました.......！｣
そう言って帰ろうとする一星に紅蘭は.......
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みい - 続きが楽しみです (2023年5月14日 23時) (
レス) @page47 id: 3f138333af (このIDを非表示/違反報告)
ひかり - この話しすごく好きです。よかったら続きを書いてください (2022年3月30日 16時) (レス) @page11 id: 74fd1d89f9 (このIDを非表示/違反報告)
ルノシ - 続き楽しみです。絵も上手だし、むっちゃ面白いし、最高です。 (2022年3月25日 13時) (レス) @page47 id: 682bf16234 (このIDを非表示/違反報告)
あかや(プロフ) - 辺銀さん、今でも戻ってきて読み返してるぐらい大好きな作品です！！私がイナイレにハマってきっかけでもある作品です。いつまでも更新お待ちしてますので、もし良ければまた更新してくれると嬉しいです！！ (2022年2月2日 1時) (レス) id: eed553f04a (このIDを非表示/違反報告)
リア - 面白いですね❗頑張って下さい☺ (2021年10月5日 11時) (レス) @page27 id: d796aff6e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：辺銀ヽ(･ω･`*) | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RibonHomupe
作成日時：2019年9月17日 2時
