鈍い夢主 ページ47
no said
一星と円堂の練習をリフティングしながら端っこの方で見る紅蘭
貴「(さて、貴方は一体何を企んでいるのか、一星君。)」
紅蘭はまるで全てを知っているかのように一星を見、リフティングを続ける。
実際紅蘭はある程度までは知っているのだ。紅蘭をこの世界に連れてきた張本人・神、リオによって。
神・リオは紅蘭にこの世界のサッカーを救ってもらうために連れてきた。これが2つのうちの1つ目の目的。だが、もう1つの(転生させた)目的は紅蘭にはまだ教えてないようだ。
そうこうしているうちに紅蘭の側には鬼道有人の姿が
鬼「流石だな紅蘭」
紅蘭のリフティングを見、感心する鬼道。
それもそうだ、紅蘭はもはや世界レベルを優に超えてる。実績が違うのだ
貴「ありがとう(ﾆｺｯ」
そうやってお礼をいい微笑む紅蘭だが、1つ気になったことがあるようだ
貴「あれ？鬼道君…練習は？どうしてここに？」
すると、鬼道は呆れたように紅蘭の目を見ながら答える
鬼「灰崎と吉良が喧嘩し始めてな…まぁ原因は分かってるが……。それで今も喧嘩しながらめちゃくちゃなサッカーやって、周りの奴らが困ってるんだ。」
貴「…そこで私を呼びに来たの？」
紅蘭の言葉に鬼道は呆れたように笑い答える
鬼「ご名答。お前じゃなきゃあいつらは止めらん。それにお前が元凶だからな。」
貴「私が元凶…？」
全く身に覚えのない紅蘭
それにまた呆れたように答える鬼道
鬼「無自覚とは質が悪いぞ紅蘭」
貴「そんなこと言われても……」
鬼「今のお前の手首には何が着いてある？」
貴「手首？…包帯とリストバンドだけど？それがどうかした？」
左手首にはリストバンドと今朝吉良に片方のリストバンドをあげたため、もう片方・右手首にはリストバンドの代わりに包帯を巻いてある
そしてここまでいって気づかない紅蘭に鬼道はため息をつき
鬼「はぁ……。今朝吉良にリストバンドの片方あげただろ？灰崎はまるでお揃いかのように付けてるそのリストバンドが気に入らないらしい。多分あいつも欲しいんだろうな…。ってか察してやれ」
貴「あ……そうね…。吉良君にあげて灰崎君にあげないのは不公平よね…」
ここまできても全く分かってない紅蘭に鬼道は呆れを通り越す
鬼「いや違う。全然違う。いいか？灰崎はお前と吉良のお揃いのリストバンドが気に食わないんだ。分かったか？」
貴「あ…」
鬼「やっと分かったか…」
ここでやっと分かった紅蘭だった
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アリス - 作品読みました！はやく花咲さんが撃退されるところ読みたいです！続きとても楽しみにいています(^o^)/ (2020年5月24日 17時) (
レス) id: c80579e6b6 (このIDを非表示/違反報告)
辺銀ヾ(･ω･`*)(プロフ) - なづきさん» う、嬉しいです(´；ω；｀)ありがとうございます!! (2020年5月21日 20時) (レス) id: 02179f434f (このIDを非表示/違反報告)
なづき - ちょいまち……絵上手すぎん？？？ (2020年5月20日 22時) (レス) id: 9a76fbbe31 (このIDを非表示/違反報告)
辺銀ヾ(･ω･`*)(プロフ) - お待たせしてすみません！とりあえず2章のパスワード外しました！3章はもう少々お待ちください！ (2020年3月9日 23時) (レス) id: 02179f434f (このIDを非表示/違反報告)
辺銀ヾ(･ω･`*)(プロフ) - きららさん» 指摘ありがとうございます!!なおすの忘れてました(´；ω；｀)ほんとに感謝です！！あと応援とコメントありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年3月4日 14時) (レス) id: 02179f434f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：辺銀ヽ(･ω･`*) | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/RibonHomupe
作成日時：2018年12月22日 20時
