頬の熱 ページ27
「じゃあ、もう遅いから私もう寝るね」
「分かりました、明日寝坊しないでくださいね?」
ニコニコと煽ってくるぴくと。最後の最後まで憎い奴だ。
「はいはい、大丈夫ですよ」
「そうですね、ではお休みなさいませ」
ぴくとはガチャっとドアを閉めた。1人になり、部屋のベッドに横になった。
「今日はいろいろあったなぁ…」
エーミールさんとの出会い。ぴくと以外の男の人と話したのも久しぶりだったけど、エーミールさんはとても紳士的な方だった。
「エーミールさん…かぁ…」
彼の顔が脳裏によぎる。それだけで少しだけ顔が熱くなる感覚を覚えた。
「……熱い…疲れてるのかな…?」
掛け布団で全身を包ませ、膝を抱えて丸まりながら私は眠りに落ちた。
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莉萠 - はぇー尊いですわぁ…(遺言) (2020年3月13日 21時) (レス) id: 25d831dc40 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめのなか(プロフ) - 尊すぎてもう…語彙力が…消えた (2020年3月11日 14時) (レス) id: f290e267c1 (このIDを非表示/違反報告)
颯真(プロフ) - 尊い、、、尊すぎる、、、 (2020年2月23日 5時) (レス) id: 94ac8c4fca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美蘭 | 作成日時:2020年2月20日 15時