story62〜まさかの強行突破〜 ページ29
今ヒロトからとても清々しい表情で物騒なワードが聞こえたんだが…？？
気の所為だよな？うん気の所為だ(自己解決)。
ヒロト「Aちゃんの言う通り、ここに潜入するのは厳しいと思うんだけど…依頼の為にも強行突破しなきゃ！大丈夫、考えはあるから！」
いや待て待て？いくら考えがあるとはいえ、それは無謀すぎじゃ？
A「おいそれは流石に無理があるような…」
ヒロト「まあ大丈夫だから！！」
不安の一言に限る!!!((殴
ヒロトはこちらへ片目を瞑ってみせると、後ろに控える団員へと早速指示を出す。
ヒロト「先ずはシロくん！シロくんは"目を醒ます"でこの塀を最低限に打ち破って！次に施設の人が来るだろうから、俺達の潜入がバレないように念には念をで涼野の"目を隠す"と豪炎寺くんの"目を逸らす"の二つで俺達の姿を消して！そしてラストは風丸くんの"目を合わせる"で一時的に施設の人達の動きを封じて、続けて氷浦くんの"目を背ける"で壊した塀を壊れていないと偽装させてほしいんだ！」
ふむふむ…確かにそれなら問題はない、か？
ヒロトによって構築された考えを一通り聞いたメカクシ団はそれを了承し、すぐさま実行に移す。
先ず先陣を切るのは考えの要であるシロ。
シロ「…僕、頑張る…"目を醒ます"…」
ぼんやりと瞳を赤く染めたシロは、地を蹴りそのまま施設の塀へと向かっていく。
そして塀へと右ストレートを一発。
すると強固そうだった壁は一瞬で人が通れる程の穴を開けた。
もちろん、それを施設の奴らが逃す訳もなく。今の破壊音を聞きつけてこちらへと向かってくる。
その前に次の出番である涼野と豪炎寺がアタシらの前に出る。
涼野「豪炎寺…やるぞ…"目を隠す"」
豪炎寺「ああ勿論。…"目を逸らす"」
二人も目を赤く染めれば、皆の方を見渡してその姿を綺麗に消し去る。
その効き目はバッチリでこちらへ到着した施設の奴らは衝撃のようだ。
そして最後の仕上げ、そんな彼らへとこっそり近づく風丸の姿。
風丸「ごめんな、少し止まっていてくれ…"目を合わせる"」
片目を赤く染めた風丸が奴らの目を射抜けば、彼らは石のように動きを止める。
奴らの動きが完全に停止したのを見計らって、仕上げである氷浦が能力を発動させる。
氷浦「俺もやるんだ…"目を背ける"」
赤くなった目を塀へと向ければ、壊れた塀は元の塀へと戻ったような錯覚を見せる。
そんな風に完璧に終わった作戦に皆歓喜しつつも、そのまま施設内部へと潜入するのだった。
memory63〜施設の正体〜→←story61〜とある施設潜入作戦〜
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＊彩葉＊(プロフ) - 最終章についてですが、年が明けると同時に執筆開始していこうと思います〜！ (2021年12月25日 10時) (
レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
＊彩葉＊(プロフ) - ユッキーさん» いえいえ〜！喜んでもらえて良かったです！！ (2021年11月3日 22時) (レス) @page40 id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
ユッキー - 氷浦貴利名君が出てきただと…!?僕の押しキャラーー!ヽ(=´▽`=)ﾉありがとうございますm(_ _)m (2021年11月3日 17時) (レス) @page17 id: 81b38530d7 (このIDを非表示/違反報告)
＊彩葉＊(プロフ) - さくらもち。さん» ｱｯｱｯありがとうございます…!!!お待たせしてしまって申し訳ない…!!これから更新頑張ります〜!!! (2021年8月23日 1時) (レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち。 - 復活おめでとうございますー！待ってました！！更新頑張って下さい！！応援しています！！ (2021年8月22日 23時) (レス) id: be142694a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：＊彩葉＊ | 作成日時：2021年8月22日 17時
