memory45〜連鎖する最悪〜 ページ12
ヒロト「一体どうなってるの…？この森に入ってから、奇妙な事ばっかり起こってる…！」
A「ああ、気持ち悪いくらいにな…」
涼野「取り敢えず、今は消えた神童を探そう。風丸の家へ向かうのはその後だ」
団員がいなくなってパニック気味のヒロトを見かねてか、冷静な涼野がそう提案する。
全員「はい！/ああ！」
緑川「まあ…時間はないけど。『あの事』はメカクシ団全員に知ってもらいたいし…そうしよう」
その提案に団員と緑川は賛同し、アタシらは元来た道を戻り神童を探す事にした。
…にしても本当に奇妙な事だ。
風丸の話によると…風丸の家は森の奥深くにあるらしいのだが、そこに行くのには三十分程しかかからないそうだ。
なのに…現にアタシらはこの森に入ってから軽く数時間は歩き続けている。
それに…ずっと歩いても『周りの景色が全く変わらない』のは気のせいだろうか。
神童がいなくなった事に気づき、来た道を戻っていると…また奇妙な事が起こった。
南雲「おい…！？今度は豪炎寺と鬼道がいなくなってるぞ！？」
何と今度は…豪炎寺と鬼道までもが姿を消したのだ。
いや先程まで絶対一緒にいたはずだ…それにここは一本道、横に獣道などありもしない。
まるで神隠しにあったかのように…団員が消えていくのだ。
シロ「…皆…どこ行っちゃったの…？」
コスモ「分かりません…さっきまでずっといたんですけど…」
不動「どうやら探す奴が増えたみてえだな？ったく…」
残された団員たちが不安を露わにしつつ、会話をしながら更に進んでいく。
ふと後ろを振り向けば…また団員が消えている。
風丸「嘘だろ…今度は佐久間と不動も…」
A「それに…霧野とアフロディまで…」
元来た道を進む度…忽然と団員たちが姿を消していく…。
緑川(クソ…やっぱり『アイツ』が邪魔してきたか…厄介な事になった…)
そして…元来た道をたどり終えた時…アタシとコスモ以外の団員と…緑川は姿を消していた。
A「おい…何で皆いなくなってるんだよ…！？」
コスモ「分かりません…ッ！気づいたらもう…！」
コスモが目に涙を浮かべながら悲痛そうに叫ぶ。
そんな事分かっていた。だって…さっきまでちゃんとこの目で見ていたんだから。
それなのに…皆いなくなっちまった。まるで…何かの力が働いているように。
A「クソッ…！もう一回戻るぞコスモ！」
アタシは消えた仲間を探すべく、再び森の中に足を運んだ―――。
memory46〜思わぬ再会〜→←memory44〜目の能力の真実を知りに〜
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
＊彩葉＊(プロフ) - 最終章についてですが、年が明けると同時に執筆開始していこうと思います〜！ (2021年12月25日 10時) (
レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
＊彩葉＊(プロフ) - ユッキーさん» いえいえ〜！喜んでもらえて良かったです！！ (2021年11月3日 22時) (レス) @page40 id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
ユッキー - 氷浦貴利名君が出てきただと…!?僕の押しキャラーー!ヽ(=´▽`=)ﾉありがとうございますm(_ _)m (2021年11月3日 17時) (レス) @page17 id: 81b38530d7 (このIDを非表示/違反報告)
＊彩葉＊(プロフ) - さくらもち。さん» ｱｯｱｯありがとうございます…!!!お待たせしてしまって申し訳ない…!!これから更新頑張ります〜!!! (2021年8月23日 1時) (レス) id: d15a7c9b5b (このIDを非表示/違反報告)
さくらもち。 - 復活おめでとうございますー！待ってました！！更新頑張って下さい！！応援しています！！ (2021年8月22日 23時) (レス) id: be142694a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：＊彩葉＊ | 作成日時：2021年8月22日 17時
