二つ名が告げる真実 ページ40
〜NakamuSide〜
「痛っ...てめえ、そんなんで腕を離すと思ったか？」
隙を見つけて殴りかかったが、計算ミスだったようだ、馬鹿ではないな。
その時、足音を聞いた。
俺は昨日の夢のことを思い出し、きんときに叫ぶ。
なか「きんとき、来るな…」
「お前ら…これが見えないか？」
俺の首筋に突きつけられているのは、鈍い光を放つ白銀のナイフだった。
俺は狙われる身とは言っても、殺されるなんてことはないと思っていたが。
その時、男が言った。
「お前…『青の宝石』か？！」
「まさかこんなところに居るとは思わなかったがな...『青の宝石』、『氷の術師』を離してもらいたいならお前が来い」
スマ「『青の宝石』！？伝説の青魔道�祁呂療粗纂圓�、ここに居るのか？」
『氷の術師』とは俺が敵の間で呼ばれている二つ名だ。
でも、確かきんときは『ブルーヒーラー』だったはずだ。
それに...それに...
『青の宝石』はいつの間にか失踪して、姿を見たものは誰もいない、はずなのに...
何者なんだよ、この男は...
俺はきんときを少し見やる。
いや。きんときは「はぐれ種族」の子だ。本人がそう言っていたし。
言ってた？
言って、た？
俺はその時気づいた。
自分の中の、記憶の空白に。
始めてきんときが、きりやんやぶるっくに会った時の記憶が。
全くもって思い出せない。
なか「ちょっと待って...確か青魔法�祁呂遼睨，�...時間操作、心理操作…」
記憶、操作…！
まさか...まさか...
俺は今度こそはっきりときんときを見て言った。
なか「お前…。君が『青の宝石』なのか？」
きん「違う、俺の二つ名は『ブルーヒーラー』だっ…。」
なか「じゃあ、きりやんに聞くよ？きんときとどうやって出会った？詳しく説明してみてよ…！」
俺は叫ぶように、縋るように言った。せめて認めてほしかった。
でも本当は、俺が認めたくなかった。
親友が。
俺のことを、仲間を。
騙していたなんて。
きり「…」
スマ「…きんとき。」
なか「ねえ、答えてよ...お願い...俺、信じてたんだよ？」
きん「Nakamu…」
「いいから、さっさと来い！」
するときんときは、何か決意したように。
そして、寂しげに。
右手を挙げた。
きん「ごめんな、きりやん、Nakamu。」
そして男の方に向いて。
きん「お前、俺の親友に触んな」
次の瞬間、きんときの腕から青色の光が迸る。
数秒後、全てが終わったとき。
彼は哀しげに言った。
きん「ごめん。全部話すよ、みんな。」
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らっきー(プロフ) - ちょっと修正を入れました (2019年5月5日 5時) (
レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - ムックさん» 学級閉鎖おめでとう( ;∀;) (2019年1月30日 4時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
ムック - 元気じゃない！弟の方がなぜか元気だよ！咳がヤバい、喉痛い (2019年1月23日 14時) (レス) id: 0c8dec5eed (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - ムックさん» うん…知ってた…。ってか元気だね (2019年1月23日 3時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
ムック - らっきーさん！お知らせだ！私インフルA(多分弟のせい)psメモは友達に言うから友達に渡してくれ (2019年1月22日 16時) (レス) id: fb1e724205 (このIDを非表示/違反報告)
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