検索窓
今日:6 hit、昨日:31 hit、合計:123,328 hit

秘密を知ったものと記憶の葛藤 ページ39

〜きりやんSide〜

全部、聞いた。

きんときが何故魔力崩壊を起こしているのかと、

ずっと昔、俺らが出会う前。

2人の中で起こった、Nakamuが忘れた記憶のことを。

きん「だからきりやん、俺もう駄目なんだよ...次に魔法を使いでもしたら俺は...」

「消えてしまう」

きんときはその言葉を言おうとしたのだろうか、口を噤んだ。

きり「きんとき!皆に言おう?今ならまだ間に合う...」

きん「駄目だ、もしこれで本当のことを伝えたとしても、Nakamuは自分のせいで俺が消えたってきっと自分を責める...それじゃあ、俺は浮かばれないよ…。」

きり「そんな...言葉…いうなよ…」

俺の言葉も、切れ切れだ。

きんときの言っていることは残念ながら正しい。

俺もNakamuの笑顔を、無くしたくはない。

きん「大丈夫きりやん、安心しな。俺は最後の魔法でお前らの...記憶を消す。俺なんかいなかったことにしてやる。そうしたらお前らは俺が消えても、なにも、感じない、だろ…」

そんなことを言いながらも、最後の方はやっぱり切れ切れで。

きり「きんとき…また、Nakamuに忘れさせるんだな?」

きん「ああ。それがNakamuにとって一番、幸せだろ?」

きり「ふざけんな…お前、自分が要らない存在だって思ってるんだろ?」

きん「実際そうだよ…青魔法なんて、もう需要なんかないし。」

きり「…そんな事を言ってるんじゃ!」

その時だった。

スマ「きりやん!きんとき起きろ…って起きてたか。」

きり「なんだよお前…。空気読めよ…」

スマ「え?…って、敵がきてるっつーの!早く来い、Nakamuが捕まった!」

俺は急いで洞窟の入り口に向かった。

二つ名が告げる真実→←ワイテル人の喧嘩!!!(日常編)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (70 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
164人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

らっきー(プロフ) - ちょっと修正を入れました (2019年5月5日 5時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - ムックさん» 学級閉鎖おめでとう( ;∀;) (2019年1月30日 4時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
ムック - 元気じゃない!弟の方がなぜか元気だよ!咳がヤバい、喉痛い (2019年1月23日 14時) (レス) id: 0c8dec5eed (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - ムックさん» うん…知ってた…。ってか元気だね (2019年1月23日 3時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
ムック - らっきーさん!お知らせだ!私インフルA(多分弟のせい)psメモは友達に言うから友達に渡してくれ (2019年1月22日 16時) (レス) id: fb1e724205 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:らっきー | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2018年11月26日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。