狂戦強戦されど防衛戦 ページ27
〜BrooockSide〜
戦線布告のつもりなのか、いきなり足元に突き刺さるナイフ。
間一髪で飛び上がり、腕を挙げシャークんに向かって炎を噴き出す。
しかし彼も劣らぬどころか僕より速い瞬発力でそれをかわした。
きり「何やってるんだよ、ぶるーく、シャークんが傷つく！」
きりやんが叫ぶ。
ぶる「いいから黙ってて、完全防御結界を張れるのがきりやんしかいないんだよ？僕に任せて。絶対にシャークんを傷つけたりはしないよ。」
きり「…」
そう言うときりやんは黙ってしまった。ごめんね、後でちゃんと謝るから。
そして僕はそのままシャークんに向き直り、手の上の紋章に手をかざした。
しかし。
ぶる「…」
前のことがあり、少し躊躇してしまう。この隙をシャークんが見逃してくれるはずがなかった。
シャ「死ねっ！」
気付けば黒く変色したツルが僕の足に絡みついていた。
僕は咄嗟に右手を足にかざしツルを焼く。少しだけ熱が足に伝わりすぎたのか足がヒリヒリと痛む。でもこんな程度で諦めるわけにはいかない、僕は反対の手をシャークんに向けると呪文を叫ぶ。
ぶる「エクスプロージョン！」
次の瞬間、僕が手を向けた方向が大爆発した。僕は少しだけ心配になって横をちらっと確認すると、きりやんが必死にバリアを張った魔法陣を守っていた。
ぶる「良かった...」
一瞬だけ安心すると、直ぐに真剣な表情に戻しシャークんの居場所を探す。
ぶる「あれ？」
シャークんの姿が見当たらない。僕は驚いて周りを見渡すために後ろを向く、次の瞬間僕は息が止まるような感覚を覚えた。
真後ろに、
シャークんが立っていたのだ。
真っ赤な瞳をギラつかせ、その手には愛用のダガーが握られ僕の背中に突きつけられていた。
シャ「これで終わりか？ぶるっく...？」
ぶる「…」
心臓の鼓動する音が聞こえてくる。まずい、このままじゃ...
その時僕の頭に、いいアイデアが浮かんだ、いやこれしかない。
シャークんの、凍らされてしまった心をもとに戻すには、僕が。
僕が火をつけてあげなきゃ。
ぶる「いや、まだだよ！」
その言葉を発すると同時に、紋章を光らせる右手をシャークんの体に向け、爆裂魔法エクスプロージョンを再度叫ぶ。流石のシャークんも油断していたのか、悲鳴を上げた…？
シャ「うわっ…？」
爆風が止んだ、いや元々爆風に威力は無かった。
シャ「…何で？」
よし、
計算通り。
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らっきー(プロフ) - ちょっと修正を入れました (2019年5月5日 5時) (
レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - ムックさん» 学級閉鎖おめでとう( ;∀;) (2019年1月30日 4時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
ムック - 元気じゃない！弟の方がなぜか元気だよ！咳がヤバい、喉痛い (2019年1月23日 14時) (レス) id: 0c8dec5eed (このIDを非表示/違反報告)
らっきー(プロフ) - ムックさん» うん…知ってた…。ってか元気だね (2019年1月23日 3時) (レス) id: db40170fca (このIDを非表示/違反報告)
ムック - らっきーさん！お知らせだ！私インフルA(多分弟のせい)psメモは友達に言うから友達に渡してくれ (2019年1月22日 16時) (レス) id: fb1e724205 (このIDを非表示/違反報告)
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