【名探偵コナン】転生したら女で、しかも零の妹だった件について

はち話 ページ8

「っ！！何すんだよ！！」


『さきにやったのはそっちじゃん！！』


「っんの！！」


『いっ……！！』




俺が反抗したのが尺に触ったのか髪の毛を引っ張られて頭を掌で叩かれる
それがまた俺の何かに触れて髪を引っ張り返す
ガヤガヤしていた状況に気付き先生が近づいて俺といじめっ子の距離を離した




「こら！何やってるの！」


「だってこいつが俺をつきとばしてきたんだぜ！！」


「Aちゃん、本当なの？」


『っ……だっ、だって…！』


「だってじゃないでしょ！突き飛ばしてごめんなさいは？」


『だって……だって！せ、っかく……かいたのに…………っ』


園「せんせー！Aちゃん悪くないよ！」



蘭「そうだよ！さきにAちゃん絵をびりびりにしたんだよ！」


「だからっていって手を出すのは先生ダメだと思うな」


「謝れよ！降谷！！」


『っ、わ、わたしは…………ｯｯ』




涙が出そうになるのを必死に堪えて拳を作る
イラストは破られて、髪は引っ張られて頭は叩かれて……
身体的な苦痛はへでもない
でも、イラストを破られるのは話は別だ。たかが保育園児の出来でも許せない。

折角零とひろを描いたのにそれを破るなんて死んでも許したくない


俺が何も言おうとしないのに痺れを切らしたのか、親御さんを呼ぶ。と言う形でその場は収められた

謝りたくもないし、親を呼ばれる事も嫌だった。
でも、俺はなにも悪いことはしてないし一方的に謝るのも嫌だ
さきに向こうが謝ってくるなら話は変わってくるけどそんな様子もないのに絶対嫌だ

園子と蘭が味方になって、証言者になってくれる。って言ってくれたけど断って先に帰ってもらった
たかが子供の喧嘩に巻き込みたくなかった




零「すみません。遅くなりました！」


『っ……！？に、にぃに…？！』


零「A。ごめんな遅くなって…………すみません。母は今手が離せなくて代わりに僕が」


「大丈夫ですよ。今日はAちゃんと悠真くんの喧嘩がありまして、悠真くんの親にもしっかり言ってますので……」


零「そ、う……ですか………………A。手を出したのか？」




両腕をを掴まれて視線を合わせる零
俺は、その真剣な視線にゆっくりと頷いた

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