【名探偵コナン】転生したら女で、しかも零の妹だった件について

3さん話 ページ33

「ぅわあああぁあ！Aーー！やだよーーー！」


『痛い痛いってw』


「卒業したら海外行くなんて聞いてないよー！」


『言ってねーもん』


「なぁんーでぇ！」


『昨日思いついたから？』


「ひっどぉ！！」


『ごめんごめんってw』




卒業式後、クラス写真を取っている時に将来の話をされて海外に行くことを亜希に伝えた。
そしたらすごい騒がれてるなう。




『別に向こうで仕事に着くわけじゃないんだから、すぐ戻ってくるよ』


「Aの場合信用ない！！」


『酷いな…！！ちょいっと行って帰ってくるだけだって』


「将来の話したくせに？！」


『将来って言えば今から将来じゃん』


「屁理屈だァァ〜……」


『ばーか。違うっての』


「む〜……そんなんだから大学でも彼氏出来ないんだよ」


『待ってそれは違うくない？？』


「一緒です〜」


『おかしいおかしい』


「そんなんだと一生彼氏も結婚もできないよー？」


『！！…………別にいいよ。一生1人で』


「…………え、な、何急にしんみりしてんのよ」


『私には将来を決めた人がいるんだよ』


「え……まってそれ初耳！！」


『そりゃ言ってないからね。聞かれてもなかったし〜』


「なんで言ってくれなかったの！？」


『…………ちょっと色々と…？』


「色々とは！？」


『あっはは〜』


「もー！絶対今日は色々と聞き出してやる！」


『お手柔らかにお願いします』




俺はこれから先も恋人を作るつもりは毛頭ない
最初で最後は、全てひろに捧げるつもりだったから
それはひろがいなくなっても変わることは無い……決して…………

亜希に尋問らしき事をされている中、クラス内が騒がしくなる。
みんなが窓ガラスに張り付き外を眺めている。

その状況をみた俺たちも、周囲と同じように窓ガラスから顔を出し眺める


騒ぎの中心に居た人物に、俺は教室を飛び出した

3よん話→←3に話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す