【名探偵コナン】転生したら女で、しかも零の妹だった件について

よん話 ページ4

『ひーくっ、ひーくっ！』


景「わっ、わわっ…！」


「すっかり景光くんに懐いたわね〜」


『ひーく、しゅきぃ〜』





俺の言葉訓練からお座りも、掴み立ちもクリアし
今は少しの距離だけど歩けるようになった。
そしてどうやらここは現実世界らしい

掴み立ちが出来るまで何度か顔面からダイブして、その痛みで この状況が夢では無い と判断できた。
という訳でこの世界を存分に楽しもうと思う。

運良く(？)性別も女になったわけだし、
2次元の壁と性別の壁を愛ゆえ越えられたみたいだし……全力でひろに愛を注ぐ事を決意した





零「ひろばっかり……」


『ひーくっ！ひーくっ』


零「A………僕は…？」


『にっには………んぅ、にっにもしゅき！』


零「ングッｯ」




最大限の可愛さを引き出す為、両手を頬に置きギュッと目を閉じてパッと開く
その時両手をバッと広げたせいかバランスを崩し床にぺたっと座り込む




『んっ……ちょっ…』




両手で床を押し返して覚束無い足取りで零の方に近づいて倒れ込むように零に抱きつく
顔を零に向け最大の笑みを向けると顔を手で抑えて上を向かれた

零、もしかしてシスコンか？？
そういえばコナンくんの扱いも上手だったし……まさか、子供好き？！
あっ。でもエレーナ先生を好きになるんだからそれは違うか…




零「僕の妹がこんなにも可愛い……」




ラノベか。
今のセリフであの漫画思い出したわ
状況は逆だったけど、あれ俺結構好き。あやあやと黒猫派だったな〜……黒髪は正義！！




景「零は本当に大好きだよね、Aちゃんの事」


零「当たり前だろ！Aの事は僕が守るんだ！」


景「妹か〜…いいなぁ………」


零「Aはやらないからな……」


景「なっ、なんでそうなるの……！」


『ぶぅ〜…！』


「あらあら、お姫様の機嫌が悪くなっちゃったか〜。」




零の発言に頬を膨らますとママに抱き上げられる
腕の中でゆらされ、とりあえずここは男として甘えておくことにした
違法？合法だとも。
俺今女だぜ？しかもこの美人ママの子供と来たもんだ
確かに、本気はひろだけだけど。本能には抗えねぇよ………





『まぁまは、もーーっちょしゅき…！』


「Aはママが1番だもんね〜」


『んむ！』




ギュッと抱きしめられて伸びそうになる鼻の下を必死に抑える




『まぁまも、にっにも…ひーくもらいしゅき！』




好きに囲まれる生活って本当に素晴らしい……

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