【名探偵コナン】転生したら女で、しかも零の妹だった件について

じゅう９話 ページ19

『ひろくん！私と付き合って！』


景「Aちゃんが大きくなったらね」




『ひろくん……好き…………ひろくん、私じゃダメなの？』


景「オレもAちゃん好きだよ」




『ひろくん今日もかっこいいね！ひろくん大好き！』


景「うん。ありがとう」




………………ことごとく俺の告白を上手くかわされる……。

あっ。ちなみに、やっと私って言えるようになったよ。今まで言えなくてずっと自分の名前で騙し騙しやってきたんだけどな

っつーかなんで……俺はここまでひろに対して本気なのに、なんで全部伝わってくれねぇんだよｫ………
毎日１回は絶対に言ってんだけどなぁ……何がダメなんだよ…………
こんなにも、ひろの事が大好きなのに……




『お兄ちゃん……ひろくんは私の事嫌いなのかな〜………』


零「僕に聞くな」


『酷い！！お兄ちゃんは妹の恋を応援してくれないの？！』


零「何が恋だ！Aはまだ小学生だろ！？お兄ちゃんは絶対に認めないからな！」


『でも本気だもん！』


零「Aにはまだ早い！」


『ぶー！』


零「ぶーじゃない！お兄ちゃんは許しません！」


『お兄ちゃん……』


零「だーめｯ。」


『んねぇ〜え〜…………』


零「A。僕はAが誰を好きになろうがいいとは思ってる。でもな…………付き合うって言う考えは小学校を卒業してからにしなさい。
あっ。でもひろじゃなくて僕なら今からでもいいんだぞ〜」


『ひろくんがいいの！！お兄ちゃんは嫌！』


零「嫌…！？嫌って………………小さい頃はにぃにと結婚するって言ってくれてたのに……」


『ひろくんは私が子供だからダメなのかな……』


零「…………A。ひろはAを嫌ったりしてないぞ。」


『……本当？』


零「嘘を言う奴じゃないからな…まぁどっちの意味かは分からないけどな……」


『………………じゃあ私もダメじゃないんだ…！』


零「喜ぶのは良くない。ダメ絶対」


『えっへへ』


零「ダメだからな！？」


『んふ、ありがとうお兄ちゃん！！』


零「ｯｸﾞ…………Aが、喜んでくれたなら…よかった……」


『うん！』

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