【名探偵コナン】転生したら女で、しかも零の妹だった件について

じゅう６話 ページ16

「Aちゃんまたね〜！」


『うん！ばいばーい！』




次々と友達の親が迎えに来て帰っていく
今日はお母さんが迎えに来てくれるらしくて、少し遅くなるらしい。
いつもは集団下校になるんだけど、最近良くない話が飛び交っているらしくその対策として。だ

今残っているのは俺と、新一の2人だけ
園子はおじ様が車で迎えに来たし、蘭は妃さんが迎えに来ていた。
新一の場合有希子さんだと思うけど。どうなんだろうか……




「A。まだ帰らねーの？」


『ん〜……ママが迎えに来ると思うんだけど…………遅いな〜……』


「ふーん…………」


『新一くんはお母さんがお迎えに来るの？』


「多分だけどな……父さんは今日サイン会があるみてーだから」


『サイン会ってことはすごい人なんだ』


「まぁ……」


『へ〜……じゃあ新一くんもすごい人になると思うな〜。』


「えっ」


『だって「Aー！」えっ、わぅ…！』


零「A〜……」


『にっ、にぃに…！？今日はママがお迎えに来るって…！』


零「朝一緒に行けなかったんだ…僕が迎えに来るに決まってるだろ！？」


『にっ、にぃに…！くるしいよっ』


零「もう少し……朝の分だけ…………」


『んっ…うぅ…………』




抱き締める力が強くなり胸が圧迫される

苦しいような嬉しいような微妙な感覚……
推しに抱きしめられて苦しくなるのは悪くない。




『にぃに……にっ…ぃ…………にぃに！もうや！』


零「っあ！ごめんA……！」


『ぎゅーしすぎダメ！』


零「だ、だって……」


『だーめ！』


零「っう、Aが言うなら……」


『えへへ、よし！』


零「所で、この子は？見たことない子供みたいだけど」


『今日お友達になった工藤新一くん！お席がお隣なんだ〜』


零「ふーん………………これからもAと仲良くしてあげてね。」


新「ｯ、は、はい…」


零「さっ、A帰ろうか。」


『うん！新一くんばいばい！』


新「お、おう。またな」




新一に手を振って零と手を繋ぎ保育園を後にする

新一、今ので零に目をつけられてなきゃいいけどな〜
零のシスコン具合は目に余るものがあるかなら…

嫌じゃねーけど！！

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