14話 - 打ち明ける時 ページ14
降「Aの居場所が分かった。」
萩「まじで?!」
松「………お前。それ今言うタイミングか?」
降「早い方がいいだろ。だからさっさと服を着ろ」
松「風呂上がりなの見て分かんねぇのか!!?!」
諸「それより!Aの居場所が分かったって本当か!?」
降「あぁ。信頼できる所から得た情報だ、間違いない。」
松「ちょッ!まっッ!わ!分かった!分かったから2分待て!!」
伊「さっさと着替えろよ松田。早くしねぇとまたAを手放すことになる」
コナンくんから聞いた話を纏めた紙、今住んでいるであろう場所の地図を机の上に広げる
背後でガサガサと松田の着替える音を気にすることも無く話を進めているとバンッと机を叩かれ松田に軽く睨まれた。
伊「で。ここがAの居る場所なんだな。」
「あぁ。ただ今回のようにAを取り返してもまた同じ事が起きると思うんだ。」
諸「…………じゃあオレが先に行くよ。」
萩「あぁ…確か諸伏ちゃんが1番Aと仲良かったもんな」
諸「……そんなことないよ。」
何か意図が、含みのある言い方に少し違和感を感じた。何処か寂しげな表情に眉を顰める
諸「先にオレが中に入ってAに接触して説得してみる。それが第1段階でどうかな」
松「で。無理だった場合はどうすんだよ」
伊「Aが100%諸伏の説得に同意する根拠はないだろ?」
諸「……きっと納得はしないと思う。でも心を動かす事は出来ると思うんだ」
萩「それでAに何かしらの変化があれば完全にAを取り戻すことが出来るって訳か……」
降「それなら初めは僕と景でAに接触する。もしそれで無理だった場合皆で強行突破で行こう」
伊「最終はそうなるわな………。だが、Aを取り戻すにはリスクが多すぎやしねぇか。」
松「それでも、Aは俺たちの仲間で欠けんのはダメな存在だろ。俺らの今を賭ける価値がある」
伊「お前らの言いたいことはよく分かる…ただ現実を見ろ。俺達のやる事は犯罪と同じだ。市民を守る側として脅かす側になるのは訳が違う」
降「……景。」
伊達の言う事は最もだ。
何も知らない3人には、僕達のすることは犯罪に手を染める事としか思えないだろう。
だから、僕は景に視線を送った。
Aと一緒に居たあの男の… "モヒート" の話を3人にする為に………
僕の意志を組んだのかゆっくりと頷いた
降「これから話す事は口外はなしだ。全て話すよ。奴の…僕達の仕事を」
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ネコ枕 - 景光落ち最高です..話も面白くてすごい好きです!! (1月14日 2時) (レス) @page47 id: eb7a4a6b55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みらい@マサイ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mirai1212
作成日時:2023年12月6日 19時