私、あの名探偵に目を付けられてるらしいです。 【名探偵コナン】×【鬼滅の刃】

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「行ってきまーすっ！！」

「いってらっしゃい、A。」

「A〜！！！」
「炭治郎ー！！！おはようー！！」

私の幼馴染み、竈門炭治郎。

誰かの駆けてくる音がする…、多分この速さは。

「Aちゃぁん！今日も可愛いねぇ！！」

くねくねダンスですか、善逸。

「じゃあ、俺はあの先生が怒ったらやばいから先行ってるわー！！」
「俺も！ちょっと早く来いって先生から言われてて…、ごめんな、A。」

「大丈夫〜！！」

「いってらーー！！」

あの先生とは、皆さんお分かりですよね？？

「A！！」

「無一郎くん！おはよう。」

「あのね、……がね、……」

毎朝の無一郎君との将棋トーク。

父の影響でルールは知っている。テレビで流れてるんだもん。彼も友達を見つけるとじゃあね、と掛けていった。


ツンツン、ツンツン、ツンツン。

この突き！！しのぶ先輩こと胡蝶しのぶさんだ、絶対。


「Aさん、おはようございます！」

「しのぶ先輩〜！！」

「昨日は大丈夫でしたか？」

「全然大丈夫でした！ただ、十二鬼月では無いんですが、…、下弦程の実力を持った鬼が居ましたね…」

「大丈夫でしたか？」

ありがとう、しのぶさん、私はしのぶさんに心配されてる。ありがたい。

「はい。まあ、この通り無傷でしたが！」

「良かったです。ですが、その鬼の事は気になりますね。御館様に報告しましょう。」

「了解です！緊急で柱合会議があるらしいですよ。」
「まぁそれはそれは…。何か進展でも有ったのでしょうか？」
「それだと良いですけどねぇ…。」

しのぶさんは胡蝶病院として表向きは手伝いをしている。

彼女の病院は隊士が傷ついた場合にいち早く受け入れて貰えるので、かなり鬼殺隊の…、なんて言うでしょう、専門病院化してますよね。

校門が見えてきて、そこでしのぶさ……ごほん、しのぶ先輩と別れる。

さぁ、今日も一日、乗り切りますか。

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