memories9 ページ13
「カナヲ〜!!」
1年C組と2年B組の合同体育を終えた私達はそれぞれのクラスの人達に見送られながら校門をでた。
「それぞれ、情報は集められたのか。」
「その辺はバッチリですよ、冨岡先生。」
「私もです。」
「俺も一応聞いたぞ!」
「俺も聞いたぁぁあ!!」
とそれぞれの返答をする中、カナヲが話しかけきた。
「A。Aか気になってた、工藤新一くんっていう子、生きてるみたい。」
「え、やっぱりそうかぁ…。」
「やっぱりって??」
「んー、まだ仮説状態だから、詳しくは言えないけどね。」
そう、ただの仮説。もしかしたら何らかの薬で小さくなっちゃったーみたいな事があるかな、と思っただけ。完全な証拠までは辿り着けないまま。
まぁ、そんな夢みたいな話。有るわけないけど。
「じゃあ炭治郎はなんで聞いたの?あの話。」
「あ、あれか。話すか?」
「聞くー!私も聞いたけど、詳しい話までは聞けなかったからさー。」
「噂話が多いみたい。」
「話すなよーー、怖いよぉおお!!!」
「善逸。鬼がいざ来ても倒せるでしょー?」
「倒せないよぉぉぉぉ!!!」
「なんでこんなに弱気になってるの。」
善逸が膝が!!膝が!!と騒いでいるのはほっとこう。
「俺が聞いた話だとな…?」
と言いながら炭治郎から聞いた話を要約すると、
夕方、日が沈むまで部活動の練習で残ってた生徒が居たそう。
ある人が掃除が終わったので先に教室に戻っていると言って帰っていった。その友達も、10分くらいして掃除が終わったから帰った。
そして、教室を見たら、ある人の荷物はあった。だけど本人は居ない。トイレかなと思いトイレに声をかけても居なかった。先生にもその話をし、夜遅くまで残って探したそう。だが、その生徒は。
見つからなかった。
「ちなみに女の子だそうだ!」
「何年生なの?」
「2年生だ。それで、その次も同じような事が起こった。と話していたぞ!」
怖いな、これ。軽くホラーだよ。
「まぁ、これで高校では休む人が増えているらしい。」
そりゃそうでしょうね。
「という訳で今日はその時間に帝丹高校に行くぞ。」
「は?」
うん、善逸の気持ちはわかる。
冨岡先生、急に出てきて、急に任務の話は辞めてください。心臓に悪いし、第一ホラーはあまり好きじゃないです。
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くるみ(プロフ) - つんだこんだぱんださん» 投票ありがとうございます!!面白いと言っていただけてうれしいです…!200票目!記念ですね〜! (2020年11月3日 12時) (レス) id: 9fbaaf95e5 (このIDを非表示/違反報告)
つんだこんだぱんだ - とっても面白いです!あと面白度投票200票目でした! (2020年10月31日 15時) (レス) id: 428de47700 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - ぽんちゃんさん» あ、リクエストですか…??? (2020年6月29日 20時) (レス) id: 59d90933a5 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんちゃん(プロフ) - 夢主、組織に目をつけられて、連れてくるよう命じられ、逆らえば殺される (2020年6月28日 14時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - ゆきなさん» コメントありがとうございます…、漏れまくってますよね……(笑) (2020年6月21日 17時) (レス) id: 59d90933a5 (このIDを非表示/違反報告)
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